更新日: 2023.05.15 その他暮らし
通勤は「ママチャリ」「クロスバイク」「ロードバイク」のどれがおすすめ?「10km」程度の走行で検証
通勤で利用されることが多い自転車としては、ママチャリ、クロスバイク、ロードバイクなどがあります。本記事では、東京都内で10キロメートル程度を走行することを想定して、通勤に最適な自転車の種類を紹介します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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ママチャリのメリット・デメリット
ママチャリは、シティーサイクルと呼ばれている自転車です。両立のスタンド、チェーンケース、ドレスガードなどが取り付けられた製品が多く出回っています。前かごや荷台付きのママチャリを選んでおけば、通勤だけでなく、日常の買い物や子どもの送迎時にも重宝することでしょう。
また、電動アシスト付きのママチャリは、坂道でも楽に走行できるというメリットがあります。足腰への負担が気になるという人は、電動アシスト付きを選んでみるとよいかもしれません。価格が安いことも、ママチャリのメリットです。電動アシストなしのママチャリならば、3万円前後で購入可能です。
ホームセンターや街の自転車店には、リーズナブルな価格帯のママチャリが豊富にそろっています。通勤で必要になったらいつでも購入できることも、ママチャリのメリットです。
ママチャリのデメリットは、重さです。クロスバイクやロードバイクよりも重量があるため、走行時にペダリングが重たくなりやすい面があります。スピードが出にくいこともデメリットです。平均時速は12~19キロメートル/時程度です。
仮に、12キロメートル/時のスピードで10キロメートルの距離を移動するとしたら、49分程度の時間がかかってしまいます。信号待ち時間も考慮すると、ママチャリでの通勤は、1時間程度を見込んでおいたほうがよいかもしれません。
クロスバイク・ロードバイクのメリットやデメリット
クロスバイクやロードバイクは、スポーツバイクと呼ばれている自転車のことです。これらの自転車のメリットは、スピードが出せることです。平均速度は、クロスバイクが時速18~25キロメートル/時、ロードバイクが時速20~30キロメートル/時となっています。
仮に、クロスバイクで18キロメートル/時のスピードを出して10キロメートルの距離を走行するとしたら、移動時間は約33分です。
ロードバイクで20キロメートル/時のスピードを出した場合には、30分で移動可能です。信号待ちの時間を考慮しても、ママチャリよりも早く移動できるのがメリットです。
クロスバイクやロードバイクのデメリットは、価格です。相場価格は、クロスバイクが5万円~10万円、ロードバイク10万円となっています。また、ロードバイクであればパンクのリスクが高いという点も考慮する必要があります。
結論:10キロメートル程度の通勤に最適な自転車は?
10キロメートル以内の距離であれば、ママチャリでも自転車通勤が可能です。ただし、毎日通勤するのは大変かもしれません。さらに、ママチャリはスピードが出ないので、クロスバイクやロードバイクよりも移動時間もかかってしまいます。毎日自転車で通勤するつもりならば、快適なペダリングができるクロスバイクやロードバイクが適しています。
クロスバイクやロードバイクならば、スピードが出やすいので通勤時間を短くすることも可能です。移動時間を一番重視したいならば、よりスピードが出やすいロードバイクを選んでおくとよいでしょう。
通勤距離に応じて最適な自転車を選ぼう!
ママチャリは、価格が安い上に買い物や送迎などに使えるのがメリットです。ただし、長距離移動には向いていません。クロスバイクやロードバイクは、ペダリングが軽いため、長距離でも楽に移動できます。
ただし、価格が高くメンテナンスも欠かせません。各自転車のメリットやデメリットをよく把握した上で、通勤用の自転車を選んでみましょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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