数百億超え！？大谷翔平選手がもたらす経済効果とは？

今年3月に開催され、日本が14年ぶりに優勝に輝いた野球の世界一決定戦WBC（ワールド・ベースボール・クラシック）。
 
出場選手の中でひときわ注目を集めていたのが、MVPを獲得したエンゼルス・大谷翔平選手です。ユニホームは即完売、広告塔を務める商品は飛ぶように売れ、大谷フィーバーが巻き起こりました。
 
本記事では、大谷選手がもたらす経済効果について解説します。

大谷翔平選手のプロフィール

ご存じの方も多いかと思いますが、大谷選手のプロフィールをご紹介します。
 
図表1

生年月日	1994年7月5日（28歳）
出身	岩手県
ポジション	投手兼DH
所属チーム	ロサンゼルス・エンゼルス
経歴	花巻東高〜日本ハム〜エンゼルス
推定年俸	3000万ドル（約40億3000万円）

※筆者作成
 
2021年には投手として9勝・156奪三振、打者として46本塁打・100打点・26盗塁を記録し、メジャーリーグでMVPを獲得しました。
 
スポンサー契約は日米合わせて13社と、グラウンド外でもスーパースター級の活躍を見せています。
 

売り上げ急上昇！ 大谷選手効果で売れたもの2選

一人のアスリートとしては、超異例の経済効果をもたらしている大谷選手。
 
WBC開催中にも、大谷選手の影響で売り上げが急上昇した商品がありました。今回は、2品をご紹介します。
 

コスメデコルテのスキンケア用品

コーセーのコスメデコルテは、スキンケアやメイクアップ用品を販売する高級化粧品ブランドです。大谷選手は3月15日より、ブランドを代表する美容液の広告塔に就任しました。
 
就任の影響はすぐに現れ、翌日は百貨店での新規購入数が通常時の3.6倍、公式オンラインショップでの販売個数はなんと約20倍にまで増加。WBC決勝戦が放映された3月22日の正午ごろには、売り上げが約2倍に急上昇しました。
 
購入者の半数は新規ユーザーで、主要百貨店での男性購入者は約7.5倍に増加しています。店頭は平日でも行列ができて、一部の店舗では整理券対応が発生するほどの盛況を見せています。
 

WBC・チェコ代表の帽子

WBCの準決勝へ向け、アメリカへ出発した侍ジャパン。マイアミの空港に到着した際に大谷選手がかぶっていたのが、チェコ代表のキャップです。
 
キャップはたちまち話題となり、WBCの準決勝・決勝が行われたマイアミの球場売店や、専門ショップのサイトでは、あっという間に品切れになってしまいました。
 
WBCから1ヶ月経過した現在も、MLBグッズ専門店のサイトでは、入荷待ちの状態が続いています。
 

2022年超え！？ 2023年の経済効果は？

2022年に桁違いの経済効果をたたき出した大谷選手ですが、2023年の経済効果は、一体いくらになるのでしょうか。
 
WBC開催期間中に、大谷選手の影響で売り上げが急上昇した商品もあり、今年は昨年を上回る経済効果が期待されます。
 

グラウンド内・外での大谷選手の活躍に期待しよう

2021年はメジャーリーグMVP、2022年は規定投球回数と規定打席数の投打両方での規定到達と、着実にスーパースターへの道をのぼり続けている大谷選手。今年もWBCでMVPを獲得し、今シーズンは、昨年以上の活躍に大きな期待が寄せられるでしょう。
 
2023年も、グラウンド内・外での大谷選手の活躍に注目し、応援の意味を込めて、関連商品を購入してみてはいかがでしょうか。
 
執筆者：FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー