更新日: 2023.05.20 その他暮らし
彼氏がよく泊まりに来るので「光熱費」が高くなってしまいました…「請求」して大丈夫でしょうか?
そこで今回は、光熱費が高くなったときに相手にも負担してもらうべきかどうか、解説します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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頻繁に泊まるなら半同棲と考えてもよい
恋人が泊まりに来るといっても、1ヶ月のうちで数日程度なら光熱費がそれほど上がることはないでしょう。しかし、今回の場合のように光熱費が明らかに高くなっているなら、恋人も部屋に住んでいるのと同じです。週の半分以上は泊まっているなど頻繁な場合は、半同棲状態と考えていいかもしれません。
今回の場合は完全な同棲ではないものの、光熱費が高くなっているのであれば、恋人にも負担してもらうことは可能です。増えた分の光熱費を負担してもらうのもいいですし、毎月折半するのもいいでしょう。
例えば、これまで8000円だった光熱費が1万2000円に上がった場合、4000~6000円を恋人に負担してもらうということです。恋人が泊まりに来れば食事や洗濯などの負担も増えますし、洗剤やシャンプー剤、トイレットペーパーなどの消費も早まります。こうした細かい部分も考慮して光熱費として負担してもらえば、自分だけ不満を抱えることはありません。
光熱費を恋人に請求するのは非常識ではない
基本的に泊まる側としても、泊まる頻度が増えた時点で何かしら気を使うのではないでしょうか。生活費の一部を負担するか外でデートするときの費用を全額負担するなど、負担割合を考えて配慮することはできます。
ただし、中には気づかない人もいます。光熱費が上がって困っているなら、一度そのことを恋人に話してみることです。恋人が頻繁に泊まっているなら、光熱費を請求するのは常識の範囲内といえます。
まず、光熱費の明細を見てもらい、その上で自分の希望を伝えてみましょう。増えた分を負担してほしければ、そう伝えればいいのです。相手が気づかないのであれば、話すことで支払ってくれる可能性はあります。家賃や食費など、他の部分の負担についても考えてくれるかもしれません。もしも、負担することに文句を言う相手なら、今後の付き合いを見直すきっかけとすることをおすすめします。
恋人が負担を拒否してそれを承諾すれば、自分だけが負担する状態で交際が続くことになります。それでも納得できるのかどうかも、考えておくといいでしょう。恋人に光熱費の負担について話すときは、その後の態度次第でどのような対応をすべきか決めておくことも必要です。
お金のことで納得いかないことはきちんと話し合いを
交際中でも、お金のことを2人で話し合うのは大切なことです。自分だけが負担するのは不満の原因になります。おかしいと感じたことは、相手にきちんと伝えて2人のルールを作っておきましょう。
相手だけに負担させて平気な人は、結婚してからも変わらない可能性があります。交際中に相手の経済観念や常識を見ておくのは大切なことです。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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