更新日: 2023.06.16 その他暮らし
冷蔵庫は消費電力量が「大きい」!冷蔵庫の電気代を抑える秘訣をご紹介
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全国地球温暖化防止活動推進センター(JCCCA)が発表した調査によると、家庭における消費電力量の内訳上位3位は、1位「エアコン」14.7%、2位「冷蔵庫」14.3%、3位「電気ポット」2.3%という結果が出ています。
最近の冷蔵庫は、省エネ機能を搭載した機器も数多く販売されています。しかし、冷蔵庫は頻繁に買い替えるものではないため、電気代を節約するには、日々の使い方を見直すことが大切です。
今回は、冷蔵庫の電気代の算出方法と、電気代を節約するためのポイントをご紹介します。
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執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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冷蔵庫にかかる電気代の算出方法
冷蔵庫にかかる電気代は、以下の計算式で算出できます。
冷蔵庫の「年間消費電力(kWh)」×契約している電気料金プランの「電力量料金単価(1kWh)」
年間消費電力は冷蔵庫によって異なり、カタログや製品説明書などに記載されています。冷蔵庫ですと、だいたい200~400kWhです。
実際に、年間消費電力250kWhの冷蔵庫の電気代を求めてみましょう。
※1kWhあたりの電力量料金単価が19.91円の場合
250(kWh)×19.91(円)=4977.5円
年間約4980円の電気代がかかることが分かります。1ヶ月にして、およそ415円です。
冷蔵庫は、サイズが大きくなれば、年間消費電力が大きくなるというわけではありません。小さい冷蔵庫のほうが、消費電力量は少ないと考えがちですが、意外と大きいもののほうが、電気代は安くなる傾向にあります。
電気代が気になる方は、冷蔵庫を購入する際には、年間消費電力を確認してみましょう。
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冷蔵庫の電気代を抑える節約術をご紹介
冷蔵庫は24時間稼働させている分、消費電力量が多いことが分かりました。
そのため、使い方を工夫して、なるべく電気代を節約したいところ。そこでこの章では、冷蔵庫の電気代を抑える節約術をご紹介します。
冷蔵庫内にはスペースをもたせる
冷蔵庫の中にものを詰め込みすぎると、冷気の流れが悪くなり、冷蔵庫内が均一に冷えなくなります。
また、熱いものをそのまましまうと、冷蔵庫内の温度が上がり、冷やすための余計なエネルギーがかかります。
冷蔵庫内のスペースには余裕をもたせて、熱いものは冷ましてから、しまうようにしましょう。
ドアの開閉は最低限にする
ドアを長時間開けていたり、こまめに開閉したりすることで、冷気が外に逃げてしまいます。すると、再び庫内を冷やすためにエネルギーを使い、消費電力量が増加する原因になります。
必要なものは、できるだけまとめて取り出すように心がけましょう。
また、ものを詰め込みすぎていると、取り出すときに見つけにくくなって、時間がかかってしまうため、常に冷蔵庫内を整理しておくことがポイントです。
設定温度を見直す
設定温度を見直すことも、節電につながります。
環境省の「家庭でできる節約アクション」によると、設定温度を「強」から「中」にした場合、年間で61.7kWhの節電となり、約1230円節約できるとされています。
※(1kWhあたりの電力量料金単価が19.91円の場合)
冬や、食品が少ない場合などは、設定温度を下げるように意識して、季節にあった温度に設定しましょう。
壁から離して設置する
冷蔵庫の周囲が壁に接していると、効率よく放熱できません。
正しく放熱することで、無駄なエネルギー消費を減らせるため、周囲に5cm以上のスキマをあけるようにしましょう。
冷蔵庫は使い方次第で電気代を節約できる
冷蔵庫は家電製品のなかでも、消費電力量が大きいとされています。そのため、冷蔵庫にかかる電気代を節約するには、使い方を見直すことが大切になります。
今回ご紹介したポイントを意識して、無駄な電力を消費しないようにしましょう。
また、冷蔵庫を買い替える際には、省エネ機能が搭載された製品を選ぶようにすれば、さらに、電気代を安く抑えられるでしょう。
出典
全国地球温暖化防止活動推進センター(JCCCA)「5-11 家庭における消費電力量の内訳」
環境省 COOL CHOICE「家庭でできる節約アクション」
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー