更新日: 2023.05.26 その他暮らし

【2023年】価値が最も高い宝石は?世界で高値が付いた宝石たち

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

【2023年】価値が最も高い宝石は?世界で高値が付いた宝石たち
過去に身につけていた宝石や貴金属を、買い取り業者に持ち込んで、買い取ってもらったという人も少なくないでしょう。
 
しかし、業者によって、買い取り価格に大きな差があるそうです。日本経済新聞記者の調査によると、ダイヤモンドの買い取り査定最安値が1万5000円だったのに対して、最高値は35万円だったといいます。その差は、なんと約23倍です。
 
また、宝石の種類によっても、買い取り価格は大きく変動するとされています。
 
そこで今回は、現在、価値が高いとされている宝石の数々をご紹介します。さらに、過去に高値がついたとされる宝石についても調べました。
 
自宅に眠っている宝石がある人は、鑑定をしてもらってみてはいかがでしょうか。思いのほか、高く売れるかもしれません。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

今後ダイヤモンドの需要が高まる!?

近年、価格高騰や消費税増税の影響により、宝石や貴金属に対する支出の割合が減少傾向にあります。
 
しかし、コロナ禍やロシアの経済制裁などの影響により、需要と供給のバランスが変化して、ダイヤモンドの需要が高まりつつあります。これは、世界で産出されるダイヤモンドの約30%が、ロシア産であるためです。
 
そのため、今後のダイヤモンド不足や価格高騰が懸念されています。
 
このことより、ダイヤモンドの買い取り価格は今後、高騰するのではないかと予想されています。
 

世界四大宝石は依然として価値が高い

ダイヤモンド・エメラルド・ルビー・サファイアの4種の宝石は「世界四大宝石」と呼ばれ、希少性や価値の高さから、高値で取り引きされることが多いとされています。
 
買い取り価格は、産地や大きさ、石の質によって大きく異なります。また、鑑定書や鑑別書の有無も、査定額に影響するため、決められた相場はありません。
 
数万~数百万円で買い取りしてもらえることが多いようですが、ものによっては、数千円の値しかつかないケースもあります。
 

宝石を高く売るには希少性の高さが決め手

希少性の高い宝石は、高く買い取ってもらえる傾向にあります。
 
例えば、「世界三大希少石」と呼ばれる、パライバトルマリン・アレキサンドライト・パパラチアサファイアも、価値が高いとされています。
 
そのため、これらの宝石も、高価買い取りの対象となるでしょう。
 

今まで高値で落札された宝石の数々

最後に、世界のオークションなどで、高値で落札された宝石を3種ご紹介します。
 
一つ目は、2017年にサザビーズオークションで落札された、59.6カラットの「ファンシー・ヴィヴィッド・ピンクダイヤモンド」です。5億5300万香港ドル(当時の為替レートで約79億円)で落札されて、「CTFピンク・スター」と名付けられました。
 
二つ目は、2016年にスイスのジュネーブで競売にかけられた「ブルーダイヤモンド」です。14.62カラットの「オッペンハイマー・ブルー」と名付けられたこの宝石は、5683万7000スイスフラン(当時の為替レートで約63億4000万円)で落札されました。
 
三つ目は、サザビーズオークションに出品された、88.22カラットの「オーバルダイヤモンド」です。こちらは、1億800万香港ドル(当時の為替レートで約15億3000万円)で落札されました。
 
宝石は、希少性や品質などによって、これほどの高値で取り引きされることもあるのです。
 

宝石を売るなら複数の業者で見積もりをとろう

宝石は、市場の変化や経済状況によって、大きく相場が異なります。さらに、宝石の種類や産地、大きさでも買い取り価格が変動するため、一概にいくらで売れるのかを予想できません。
 
もしも、宝石の売却を検討しているのであれば、複数の業者に見積もりを依頼して、しっかり比較してみましょう。
 

出典

日本経済新聞「価格差23倍も 宝石の買い取り価格はこんなに違う」2015年6月26日
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
 

ライターさん募集