更新日: 2023.05.26 子育て

8人家族ですが、子ども6人全員を「私立高校」に入れた場合と、「公立高校」に入れた場合でどのくらい学費に差が付きますか?

8人家族ですが、子ども6人全員を「私立高校」に入れた場合と、「公立高校」に入れた場合でどのくらい学費に差が付きますか?
義務教育の間は公立に通っていても、高校からは私立に通う子どもは少なくありません。子どもが公立高校に通う場合と私立高校に通う場合で、かかる学費はどれくらい違うのか気になるところです。学費を学校教育費と学校外活動費に分けると、公立高校と私立高校ではそれぞれ何にかかる費用が多いのでしょうか。
 
また、公立高校と私立高校の学費の差は子ども1人の場合と6人の場合でどれくらいになるのかも解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

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公立高校と私立高校に通う場合の学費の違い

文部科学省が令和3年度に発表した「子供の学習費調査」によれば、公立高校に通った場合、1年間の学習費総額は51万2971円でした。内訳は、学校教育費が30万9261円、学校外活動費が20万3710円です。
それに対して、私立高校に通った場合、1年間の学習費総額は105万4444円でした。内訳は、学校教育費が75万362円、学校外活動費が30万4082円です。
 
公立高校に通った場合の学習費総額を基準にすると、私立高校に通った場合の学習費総額は2.1倍の費用がかかっていて、その差は54万1473円になります。公立高校を基準にした私立高校の学校教育費は2.4倍、学校外活動費は1.5倍でした。高校3年間にかかる学費は公立高校が154万3116円、私立高校が315万6401円で、その差は161万3285円です。
 

公立高校と私立高校に通う場合の学校教育費・学校外活動費の違い

学校教育費の内訳を見ると、公立高校は通学関係費が最も多く、2番目が図書・学用品・実習材料費等、3番目が授業料でした。それに対して、私立高校は授業料が最も多く、2番目が通学関係費、3番目が学校納付金等の順になっています。
 
学校外活動費は公立高校、私立高校とも補助学習費が最も多く、私立学校に通う子どものほうが公立高校に通う子どもよりも補助学習費は7万6000円多くなりました。また、公立学校・私立学校ともに学校外活動費は学年が進むほど高くなる傾向があります。公立学校・私立学校ともに年収が多い世帯ほど学校外活動費にかける費用も多くなる傾向です。
 

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子どもが6人の家庭が公立高校と私立高校に通わせた場合の学費の違い

前回、平成30年に実施された「子供の学習費調査」結果では、高校3年間にかかった学習費総額は公立高校が137万2072円、私立高校が290万4230円でした。令和3年の学習費総額と比較すると、公立高校は17万1044円、私立高校は25万2171円増加しています。平成22年度の調査を含めた6回の調査の中では、令和3年度にかかった学費が公立、私立ともに最も高くなりました。
 
子どもが6人兄弟の場合は、6つ子の場合を除き、五月雨式に高校に入学することになります。そのため、令和3年度にかかった高校の学習費総額を単純に6倍すればいいわけではありません。これまでの流れから見ると、令和3年よりも後に高校に入学する子どもの場合は、さらに学費が高くなることが予測されます。
 
6人の子どもが同じ年に高校生になると仮定し、令和3年度の結果をもとに6人分の教育費を計算してみると、公立高校に通った場合は925万8696円、私立高校に通った場合は1893万8406円となるようです。公立高校と私立高校の差は967万9710円になります。
 

公立高校と私立高校の学費の差はかなり大きい

令和3年度の「子供の学習費調査」によると、私立高校は公立高校の約2倍の学費がかかるとの結果でした。1人の子どもが公立高校に通った場合と私立高校に通った場合の学費の差は1年間で約54万円、3年間で約160万円です。
 
もし子どもを私立高校に入れたいなら、子どもが小さいうちから教育資金の準備を進めていきましょう。
 

出典

文部科学省 令和3年度子供の学習費調査の結果について
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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