更新日: 2023.06.06 その他暮らし

バイト先で「ケーキ」が余ったら持ち帰って大丈夫? タダで持ち帰れるの?

バイト先で「ケーキ」が余ったら持ち帰って大丈夫? タダで持ち帰れるの?
「ケーキ屋で働いていると余ったケーキをタダで持ち帰れる」という話を聞いたことがあるかもしれません。この点に魅力を感じて、働きたいと考えている人もいるでしょう。店舗で販売している商品をタダで持ち帰れればうれしいですが、このような待遇を本当に受けられるのでしょうか。
 
ここでは、ケーキ屋で余った商品の扱い、ほかの飲食店で余った商品の扱いなどを解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

ケーキ屋は余ったケーキをどうしている?


改めていうまでもなくケーキは生ものです。基本的に、長期保存はできません。とはいえ、店舗で製造したすべてのケーキを消費期限内に販売することは難しいでしょう。ケーキ屋は、余ったケーキをどのように扱っているのでしょうか。
 
・スタッフがタダで持ち帰る
一部のケーキ屋では、アルバイトなどのスタッフが余ったケーキを無料で持ち帰ることもあります。もったいない精神に基づく、食品ロスを減らす取り組みといえるでしょう。個人商店をはじめとする小規模な店は、このようなケースが多いようです。
 
・スタッフなどに割引販売する
余ってしまったケーキを、スタッフなどに割引販売しているケーキ屋もあります。具体的な割引率は店舗によりでさまざまです。原価率を抑えつつ、食品ロスも減らす取り組みといえるでしょう。ケーキ屋、働くスタッフの双方にメリットがあります。割引販売後に残ったケーキは、廃棄されることが一般的です。
 
・廃棄する
余ったケーキをすべて廃棄しているケーキ屋もあります。無料で持ち帰らせたり、割引販売したりせず廃棄したりしている主な理由は、ケーキ屋のブランド価値を守るためです。
 
何かしらの理由で、スタッフが持ち帰っていることがお客さまの耳に入ると残念に思われる恐れがあります。商品の価値を維持するため、余ったケーキを廃棄しているのです。また、食中毒をはじめとする想定外のトラブルを防ぐ目的や、スタッフが持ち帰るために、わざとケーキを余らせることを防ぐ目的もあります。
 

その他の飲食店はどうしている?

そのほかの飲食店は、どのようになっているのでしょうか。ケーキ屋と同じく「余り」が出やすい飲食店としてパン屋があげられます。パン屋の対応も、基本的にはケーキ屋と同じ状況です。余ったパンを無料で持ち帰れる店舗もあれば、割引価格で購入できる店舗、これらを行わず廃棄している店舗があります。パン屋の対応も店舗によりさまざまです。
 

余った商品の扱いは店舗により異なる

ここまでの説明で分かるように、ケーキ屋をはじめとする飲食店で余った商品の扱いは店舗により異なります。無料で持ち帰れることもあれば持ち帰れないこともあるため、アルバイトなどを始めるときは注意が必要です。お得に働きたい人は、募集要項に「余りをもらえる」「割引価格で購入できる」などの記載がある店舗を勤務先に選ぶとよいでしょう。
 

ケーキ屋で働くときは余った商品の扱いもチェック

飲食店で働く魅力の1つに、おいしい商品をお得に入手できることがあげられます。ケーキ屋の場合は、余ったケーキを無料でもらえる可能性があります。
 
ただし、具体的な対応は店舗により異なります。アルバイトなどの勤務先を選ぶときは、余った商品の扱いをチェックするとよいかもしれません。もちろん、愛着を感じて働ける店舗を選ぶことも重要です。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
 

PR
FF_お金にまつわる悩み・疑問 ライターさん募集