更新日: 2023.06.12 その他暮らし

無臭ニンニクは本当に匂わない? マスクなし生活でも大丈夫?

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

無臭ニンニクは本当に匂わない? マスクなし生活でも大丈夫?
マスクなしで人と接する機会が増えてから口臭が気になっていませんか。マスクを着けていた頃のように、ニンニクを気軽に楽しめなくなったと感じている方もいるでしょう。
 
口臭が心配なときに、活用を検討したくなるのが無臭ニンニクです。無臭ニンニクは本当に匂わないのでしょうか。また、おいしく食べられるのでしょうか。ここでは、無臭ニンニクについて解説します。
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無臭ニンニクとは

無臭ニンニクは、ヒガンバナ科ネギ族に分類されるジャンボリーキ(植物の名称)の根です。「ジャンボニンニク」「エレファントガーリック」などと呼ばれることもあります。「ニンニク」「ガーリック」と呼ばれていますが、通常のニンニクとは別の植物です。見た目や味が似ているため、このように呼ばれています(諸説あり)。
 
ただし、サイズは通常のニンニクと異なります。「ジャンボ」「エレファント」と呼ばれていることからわかるように、通常のニンニクよりも大きく育ちます。
 

無臭ニンニクの匂いと味

無臭ニンニクと通常のニンニクは匂いが異なります。含有している成分が異なるからです。ニンニク特有の匂いは、調理するときにニンニクの細胞内に含まれるアリインがアリイナーゼという酵素と混ざりアリシンに変化することで生じます。
 
無臭ニンニクは、通常のニンニクほどアリインを含みません。また、アリインをアリシンに変化させるアリイナーゼの働きも弱いと考えられています。匂いのもとになる成分が少ないため、無臭ニンニクは通常のニンニクよりも匂わないといえるでしょう。感じ方は人それぞれですが、匂いはほとんどないといわれることもあります。
 
味は通常のニンニクと比べてどうでしょうか。一般的には、通常のニンニクよりも辛みが少なくマイルドな味と評価されています。タマネギやネギに近い味といわれることも少なくありません(実際に感じる味には個人差があります)。味も通常のニンニクとはやや異なるといえるでしょう。
 

無臭ニンニクをおいしく食べる方法

ニンニクと呼ばれていますが、通常のニンニクのような匂いはほとんどしません。ニンニク特有の匂いを生かした料理には、あまり向いていないと考えられます。名称にとらわれず、別の野菜と考えて料理するとよいでしょう。
 
例えば、マイルドな口当たりを生かしてサラダにするとよいかもしれません。生食をしても、食後の口臭はそれほど気にならないはずです。もちろん、加熱調理にも向いています。アルミホイルに包んでグリルをするとホクホクした感触を楽しめます。
 
ただし、加熱調理をするときは焦がさないように注意が必要です。焦がすと苦くなってしまいます。通常のニンニクよりも癖が少ないため、このほかにもさまざまな料理に活用できます。
 

無臭ニンニクは通常のニンニクとは異なる野菜

無臭ニンニクは、通常のニンニクとは異なる野菜です。含有する成分が異なるため、ニンニクのような匂いはほとんどしません。無臭ニンニクを食べても、口臭を心配する必要はないでしょう。
 
ただし、料理に使用してもニンニク特有の匂いは楽しめません。匂いを期待している場合、代わりに使用することはやや難しいと考えられます。別の野菜として楽しんでみてはいかがでしょうか。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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