グランピングに興味を持つ人は約7割! 平均費用や格安で楽しむ方法
配信日: 2023.06.13
そこで今回は、グランピングの魅力や費用の目安について紹介します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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グランピングの根強い人気が継続中
グランピングは、グラマラス(豪華な、魅力的な)とキャンプを組み合わせた造語です。通常のキャンプは、自前で道具や食材をそろえ、テント設営や料理の準備なども自力で行わなければなりません。
一方のグランピングは、これらの作業を施設側がおこなってくれるため、初心者でも豪華なアウトドア体験ができることで人気を集めています。コロナ禍においては、海外旅行やリゾートホテルの代替としても人気を集めたアクティビティです。
アウトドア総合情報サイト「TAKIBI」を運営する株式会社フォーイットが2023年4月に行ったアンケート調査(調査対象:18~59歳の男女2000人)では、グランピングをしたことがある・興味があると答えた人は68.5%(2023年4月時点)でした。2021年10月の同じ調査では53.8%だったため、1年半でグランピングに関心を寄せた人が増えたことが分かりました。
グランピングの特徴
グランピングのスタイルは大まかに分けて、以下の3種類があります。
・テントスタイル
・コテージスタイル
・トレーラーハウススタイル
多くのグランピング施設では、ドームテントやベル型のワンポールテントなどが使用されています。また、有名ブランドのハイエンドモデルを導入している施設もあり、日頃からキャンプに親しんでいる方でも、ワンランク上のアウトドア体験を得られます。
さらに、テント以外にもコテージやトレーラーハウスのように、ホテルライクな宿泊を楽しめるグランピング施設も人気です。
グランピングの予算は5千円超~1万円以下
同じく、株式会社フォーイットが2022年8月に行ったグランピングにかける予算のアンケート調査(調査結果:20歳~66歳のグランピングに行ったことがある・行ってみたいと思う男女375人)では、世帯年収ごとに異なる傾向が見られました。各世帯年収における1人あたり予算で最も大きい数値を示したのは、以下のとおりです。
・500万円未満:5001~1万円(38.4%)
・500万円~700万円未満:5001~1万円(46.7%)
・700万円~1000万円未満:1万001~2万5000円(32.9%)
・1000万円~1500万円未満:1万001~2万5000円(40.4%)
・1500万円以上:1万001~2万5000円(37.5%)
世帯年収700万円を境にして、1人あたりの予算が増大したことが分かりました。一方で、世帯年収に関係なく5万~10万円以上の費用をかけている方もおり、特別な日の体験型消費として定着しつつあると言えるでしょう。
格安で楽しむ方法もある
通常のキャンプより割高なイメージのあるグランピングですが、格安で楽しむ方法もあります。
政府が各都道府県で実施している「全国旅行支援」を利用すると、旅行代金の一部が割引されます。2023年6月末で終了する地域が多いものの、一部自治体では7月以降も延長が決定しました。
この制度に参加しているグランピング施設もあるため、通常価格よりも安価に抑えられます。さらに、ショッピングや観光関連施設で利用できる地域クーポンも受け取れるため、よりお得にグランピングを楽しめるでしょう。
まとめ
新しいアウトドアのスタイルとして、人気が高まっているグランピングについて紹介しました。少ない荷物でも手軽にアウトドアを楽しめるため、キャンプに関心がある初心者やファミリーにもおすすめです。
設備が充実しているグランピング施設は各地にあるので、この夏はワンランク上のアウトドアを楽しんでみてはいかがでしょうか。
出典
株式会社フォーイット コスパ良し!エリア別に大人数で楽しめるグランピング施設をご紹介!
株式会社フォーイット 関東エリアで見つかる料金が安いグランピング施設18選!お得にアウトドアを満喫しよう
国土交通省 全国旅行支援 都道府県連絡先一覧
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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