更新日: 2023.06.15 その他暮らし

「マンション」と「一戸建て」はどっちがいいの? メリットや違いを解説

「マンション」と「一戸建て」はどっちがいいの? メリットや違いを解説
マンション購入と一軒家購入には費用面から考えてもそれぞれ違ったメリットがあるため、購入する前に自分にとってはどちらが合っているかをきちんと判断しましょう。費用面の把握ができていなければ思わぬトラブルや問題が発生する可能性などもあり、予想外の出費で日常生活にも大きな負担が生じるかもしれません。
 
本記事では、マンションと一軒家のメリットの違いについて解説するので、これから住宅を購入しようと考えている人は参考にしてみてください。
FINANCIAL FIELD編集部

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マンション購入と一軒家購入のそれぞれのメリット

マンション購入と一軒家購入には、費用面以外にも異なるメリットが存在します。マンションなら立地条件が整っていることが多いのはメリットですし、一軒家では隣や下の部屋を気にしなくてもよい点が大きなメリットです。他にも一軒家では将来的にリノベーションがしやすく、ライフスタイルの変化などに柔軟な対応ができるのもメリットです。
 
費用面について考えるのは大切ですが、それ以外のメリットの違いについても視野に入れておきましょう。注意点としてはどちらも固定資産税・都市計画税は発生するので、購入前には税金についても考えることが重要です。
 
また、費用面は思わないタイミングで必要になるケースも多いため、マンション購入と一軒家購入で発生する費用面について解説します。
 
固定資産税の計算式は固定資産税=固定資産税評価額×1.4%で、固定資産税評価額が3000万円なら42万円を支払わなければいけません。固定資産税評価額は少しずつ下がっていきますが、複数年にわたって毎年数十万円の支払いがあることは意識しておきましょう。
 

マンション購入の費用面

マンション購入後にはいろいろな費用が必要になりますが、費用項目としては管理費・修繕積立金・駐車場代などです。これらの費用についてはそれぞれのマンションで設定が違うため、実際にマンション購入する前に不動産会社などに確認しておきましょう。購入時に住宅ローンを利用するなら、住宅ローン返済に加えて各種費用が必要になります。
 
そのため、住宅ローンだけを考えていると管理費などの支払いが大きな負担となって、生活費の確保が難しくなる可能性があります。各種費用は管理組合などが活用し共用部分をきれいな状態保ってくれたり、建物の修繕を適切なタイミングでおこなってくれたりします。
 

一軒家購入の費用面

一軒家購入の費用面では、購入費以外に必要になるものはあまり多くなく、マンションのように管理費などの各種費用の支払いもありません。
 
ただし、一軒家では設備の故障などはすべて自費で対応しますから、突然の故障なども想定して普段から資金を用意しておきましょう。マンションでは修繕積立金などで資金準備が進められますが、一軒家では意識して準備しておく必要があります。
 
普段から準備をしておらず、実際に問題が発生した際に資金が足りなくて十分な対応ができないケースは多いです。
 

中古物件を購入する際は築年数に注意する

中古物件は新築物件よりも購入費用を大きく抑えられますが、築年数によっては購入した時点で設備などが大きく劣化している可能性があります。せっかく購入費用を抑えたとしても設備の交換や修繕で費用がかかるため、築年数について注意しながら購入する物件を探すのがおすすめです。
 
中古物件を購入してリノベーションするやりかたもあります。最初からリノベーションを視野に入れているなら設備の劣化などもそこまで大きな問題になりません。
 
ただし、新築物件よりも抑えられるとはいえ、住宅金融支援機構の調査によれば、中古マンションでも3026万円、中古戸建でも2614万円が所要資金として必要です。
 

まとめ

マンション購入と一軒家購入にはそれぞれメリットの違いがありますが、それ以外にも費用面での負担内容なども大きく違います。
 
購入する前は問題なく生活できると思っていても、管理費などの費用や、修繕費を計算していなくて思っていたよりも負担が大きくなる可能性も考えられるでしょう。購入前には費用面についてしっかりと計算して、生活が厳しくなるケースは避けるようにしましょう。
 

出典

住宅支援機構 フラット35利用者調査2021年度

 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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