更新日: 2023.06.27 その他暮らし

職場の「ウォーターサーバー」から自宅用に水を持ち帰りたい!「窃盗罪」になる場合もあるって本当?

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

職場の「ウォーターサーバー」から自宅用に水を持ち帰りたい!「窃盗罪」になる場合もあるって本当?
勤務先にウォーターサーバーが設置されていると、無料でおいしい水を飲めるため助かりますよね。節約のために、職場のウォーターサーバーから水を持ち帰っている人もいるかもしれません。
 
本記事では、職場のウォーターサーバーから自宅用に大量の水を持ち帰るのは違法なのか、違法の場合はどのような罰則があるのか、解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

職場のウォーターサーバーから水を持ち帰るのは「窃盗罪」

結論からいうと、職場のウォーターサーバーから水を持ち帰る行為は「窃盗罪」にあたる場合があります。窃盗罪は刑法第235条に規定があり、他人の財物を窃取することによって成立する犯罪です。職場のウォーターサーバーは会社の備品(財産)に該当するため、業務時間外のために無断で使用することは窃盗罪となります。窃盗罪は10年以下の懲役または50万円以下の罰金です。
 
窃盗罪と似た犯罪に「横領罪」があり、業務で他人から預かっている物を自分の物にした際は「業務上横領罪」にあたります。例えば、スーパーマーケットの雇われ店長が店内に設置しているウォーターサーバーを私物化した場合、業務上横領罪に該当する可能性があります。業務上横領罪の罰則は、懲役10年以下です。
 
職場のウォーターサーバーから水を持ち帰る行為は、懲戒処分の対象にもなります。懲戒処分は会社内の秩序維持のために定められている制裁です。懲戒処分の対象となると一般的には降格や減給、悪質だと判断された場合は懲戒解雇となる可能性もあります。
 

勤務中に職場のウォーターサーバーから大量の水を飲む行為は?

職場のウォーターサーバーから自宅用に水を持ち帰る行為は窃盗罪にあたりますが、勤務中に大量の水を飲む行為は原則として問題ありません。会社がオフィスにウォーターサーバーを設置している目的は、従業員が勤務中に水分補給をするためです。よって、勤務中であれば大量の水を飲んでも法的な問題はありません。
 
もちろん、水代が給与から引かれることもないため、安心して大丈夫です。一般的に「1人2リットルまで」のような制限がある会社は少ないものの、もし、独自のルールがある場合は当然ルールに従ったほうがよいでしょう。
 

職場にマイボトルを持参するのがおすすめ

職場に設置されているウォーターサーバーは、勤務中であれば実質飲み放題となります。ただし、一般的には許容範囲内の量があり、飲みすぎはマナー違反にあたる可能性があります。
 
上司や同僚の反感を買う可能性もあるため、職場のウォーターサーバーから飲む水は1日に1リットル程度までにしておいたほうが無難かもしれません。自宅から飲み物が入ったマイボトルを持参して、マイボトルの中身がなくなったら職場のウォーターサーバーから給水する方法がおすすめです。
 

職場のウォーターサーバーは常識の範囲内で利用しよう

職場のウォーターサーバーから自宅用に水を持ち帰る行為は、水の量にかかわらず窃盗罪にあたります。また、懲戒処分の対象となる可能性もあるため、くれぐれも注意しましょう。
 
少量であれば会社もとがめないでしょうが、無断で持ち帰る行為は犯罪だという意識をもちましょう。一方、勤務中であれば飲む水の量に制限はありません。ただし、常識の範囲内で飲んだほうが無難です。
 

出典

e-Gov法令検索 刑法
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

ライターさん募集