更新日: 2023.06.29 その他暮らし
今年も猛暑に! エアコンも扇風機も使わずに涼しくなる方法10選
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エアコンも扇風機も使わずに涼しくなる方法10選
エアコンや扇風機を使わなくても、涼をとる方法は案外いろいろあるものです。以下、具体的な方法を10個みていきましょう。
1.窓を開ける
基本的な方法ですが、窓を開けるのは涼をとる上で効果的です。北と南、東と西のように反対の方角にある窓を開けると、風が通りやすくなり効果が上がります。
2.打ち水をする
玄関先やベランダなどに水をまく(打ち水をする)ことで、その水が蒸発する際に熱をうばってくれるので涼しくなります。気温が上がりきっていない朝や夕方に打ち水をすると、より効果的です。
3.すだれ/よしずを使う
すだれやよしずを窓際につるしたりベランダにたてかけたりすることで、直射日光が部屋に侵入するのを防げます。その分、室内の温度が高くなりにくくなるわけです。すだれやよしずはその見た目も涼しげで、気持ちから涼しくなります。
4.遮光カーテンを使う
すだれやよしずに似た方法として、遮光カーテンを使う方法もあります。遮光カーテンは文字通り、光をさえぎることができるカーテンです。さらに遮光カーテンは、熱をさえぎる効果も期待できます。
5.保冷剤を使う
タオルなどにくるんだ保冷剤を、首や脇の下、手首、脚の付け根などに当てるのも効果的です。血管を流れる血液が冷え体温が下がるため涼しくなります。
6.体温を下げる効果がある食材を食べる
トマトやきゅうり、スイカ、レタス、バナナなどカリウムや水分を多く含む食材は利尿作用があり、体温を下げるのに役立ちます。尿が熱と一緒に体から排出されるためです。
7.接触冷感の効果がある素材のものを使う
寝具やタオル、マスクなど接触冷感の効果があるグッズが人気です。接触冷感グッズとは、文字通り触って冷たく感じる生地を使ったグッズを指します。
接触冷感グッズを買うときは、接触冷感の評価値である「Q-max」を参考にしましょう。Q-maxの数値が高いほど接触冷感としての効果が高いことを意味し、0.2W(ワット)/平方センチメートル以上で冷たく感じられるといわれています。
8.乾きやすいインナーを選ぶ
乾きやすいインナーであれば、汗によるべたつきを防ぐことができます。汗を素早く吸収して乾かす上に肌触りがよい生地を使用しているのが特徴で、ユニクロの「エアリズム」などが挙げられます。
9.ペパーミントを活用する
ペパーミントの香りをかぐと涼しく感じます。実際、ペパーミントの香りによって体感温度が4度下がったという資生堂リサーチセンターによる実験結果もあるほどです。ペパーミント精油入りのスプレーを作って室内にまくのも効果があります。
10.風鈴を置いてみる
「暑い」と思えば思うほど、より暑く感じてしまうものです。風鈴を窓際などに置いて、涼し気な音を聞くことで、暑いと思う気持ちを抑えられるでしょう。
エアコンや扇風機に頼らない方法も知っておこう
エアコンや扇風機を使いすぎると電気代が高くなる上に、身体がだるくなってしまうこともあります。本記事で紹介した方法を活用して、なるべくエアコンや扇風機に頼らない方法も覚えておきましょう。
とはいえ、気温が高すぎるときには、本記事で挙げた方法だけでは暑さを防ぐことはできません。熱中症になってしまわないように、適度にエアコンや扇風機も活用することが大切です。
執筆者:小泉健太郎
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