結婚祝いの「内祝い」はどのくらいにすべき? 半額程度で大丈夫?

配信日: 2023.07.04

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結婚祝いの「内祝い」はどのくらいにすべき? 半額程度で大丈夫?
結婚をすると、ご祝儀やお祝いをもらうことが多いものです。もらったご祝儀やお祝いに対して内祝いをしなければならない場合と贈らなくても良い場合があります。内祝いはどれくらいの金額で考えれば良いのでしょうか。また、現代では内祝いという言葉は元々の意味とは違った意味で使われています。
 
今回は、内祝いの意味や相手に失礼にならない金額の相場などを紹介します。
FINANCIAL FIELD編集部

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内祝いとは?

内祝いは現代では「もらったお祝いに対するお返し」を意味しますが、元々の意味は違いました。
 
内祝いの「内」には「自分の家」という意味があります。ここから派生して、内祝いは、自分の家であったお祝い事の喜ばしい気持ちを周囲の人にお福分けするために、飲食を共にする宴を催したり贈り物を用意したりすること、という意味でした。元々の内祝いは「幸せをお裾分けする」という意味だったため、お祝いをもらう前に内祝いを贈ることもありました。
 
一方、現代での内祝いはお返しとしての意味合いがあるので、お祝いをもらっていない人に内祝いを贈ると、お祝いの催促と思われてしまう恐れがあるため注意が必要です。
 

結婚内祝いは誰に贈る?

結婚内祝いは、現代では結婚祝いをもらった人に対するお返しの意味があります。披露宴に招いた人からはご祝儀をもらうのが一般的ですが、披露宴でのおもてなしや引き出物が内祝いの代わりになるため、改めて内祝いとして贈る必要はありません。
 
ただし、もらったご祝儀に対して引き出物が不十分だった場合は内祝いを贈ります。披露宴に招かなかった人からお祝いをもらった場合や、披露宴を行っていない場合はお返しとして内祝いを贈るのがマナーです。また、結婚式に招待した人からご祝儀以外にお祝いをもらった場合も内祝いが必要になります。
 

結婚内祝いの相場

結婚内祝いの相場は、もらった金額の半分~3分の1とされています。どの程度の金額を予算とするかは、相手との関係性やもらった金額によって変動します。
 

・相手が目上の人の場合

上司や年配の親族など、相手が目上の人の場合は、もらったお祝いの3分の1程度の金額をお返しします。もらった金額と同程度~半額のお返しをしてしまうと、失礼になってしまうため注意しましょう。
 

・同僚や友人などの場合

相手が自分より目下の場合や友人などの場合は、もらった金額の半額をお返しします。連名で品物をもらった場合は、1人あたりの金額を計算して、その半額をお返ししましょう。例えば、6人で3万円のものをもらった場合は1人当たり5000円なので、内祝いは2500円程度です。
 
職場のグループなど大人数の人から連名でお祝いをもらい、1人当たりに割ると金額が少額になる場合は、もらった人全員に行き渡るよう、個包装のお菓子などを送ります。
 

・もらったお祝いが高額な場合

両親や祖父母など、ごく近しい間柄の親族から高額のお祝いをもらった場合は、必ずしも3分の1返しにこだわる必要はありません。新生活の準備などにありがたく使わせてもらい、食事会や旅行を開催するなど、お返しとは別の形で感謝の気持ちを伝えると良いでしょう。
 

結婚内祝いは相手との関係性により贈る相場が決まる

結婚内祝いは、基本的に披露宴に招かなかった人からお祝いをもらった場合や、披露宴をおこなっておらずお祝いをもらった場合におこないます。自分と同等または目下の人からのお祝いに対しては半返しが一般的で、目上の人からのお祝いには3分の1程度のお返しをしましょう。
 
内祝いは、結婚式から1ヶ月以内をめどに行うと良いです。結婚式の後にお祝いをもらったときは、そのときから1ヶ月以内をめどにしましょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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