更新日: 2023.07.06 その他暮らし

2023年10月に郵便物が値上げ!具体的にどう変わる?郵送費用の【節約術】もご紹介

2023年10月に郵便物が値上げ!具体的にどう変わる?郵送費用の【節約術】もご紹介
物価高騰が相次ぐなか、日本郵便は、2023年10月から、書留料や荷物の付加サービス料などを値上げすると発表しました。値上げの理由は、郵便物の減少が続く一方で、燃料費や人件費が上昇しているからだそうです。
 
郵便局を利用する機会が多い人は、負担費用の増大が懸念されます。
 
今回は、具体的に何が値上げするのかをみてみましょう。併せて、過去に日本郵便が変更したサービス内容や、郵便費用の節約術などもまとめました。
 
普段、郵便局を使用する頻度が多い人は、ぜひお読みください。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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日本郵便が10月に値上げするサービスとは?

日本郵便株式会社は、今後のサービスの安定を目指して、10月から、以下のサービスについての値上げを発表しました。
 
改定されるサービスの一部を、具体的に説明します。

【郵便物の特殊取扱料】

●一般書留料および現金書留料:435円→480円
●簡易書留料:320円→350円
●特別送達料:570円→630円
●代金引換料:265円→290円 など

【荷物の付加サービスの料金】

ゆうパック

●セキュリティサービス料金:380円→420円
●本人限定受取料金 :210円→廃止 など

 

ゆうメール

●一般書留料金:380円→420円
●引受時刻証明料金:320円→廃止 など

【国際郵便料金の一部】

●郵便はがき(航空扱い):70円→100円
●郵便はがき(船便扱い):60円→90円 など

一つひとつの値上げは数十円程度ですが、上記のサービスを、仕事などで頻繁に使用する人にとっては、大きな出費となるかもしれません。
 

損をしているかも!? 郵便物に関する節約術

インターネットの需要が高まる一方で、年賀状や書類や荷物の郵送など、何かと郵便局を利用する機会はあるでしょう。
 
郵便物に関する値上げが発表されるなか、少しでも郵送にかかる費用を減らしたいところ。そこで、知らずに損をしていたかもしれないという、節約術をご紹介します。

●古い切手は、手数料を払えば、新しい切手やレターパック封筒に交換できる
●書き損じたはがきも、手数料を払えば、新しいはがきと交換できる
●ゆうパックは、郵便局やコンビニなどに直接持ち込むと、120円割引が受けられる

もしも自宅に、使わずに眠っている切手やはがきがあれば、再購入するよりも安い手数料で、新しいものと交換できます。また、使用する配達サービスによっては、郵便局の窓口などに直接持ち込むことで、配送料が安くなることも。
 
これらのサービスをうまく活用することで、郵送料やはがき代などを節約できるでしょう。
 

過去2021年10月にも配達日や料金の改定などが行われた

同じく日本郵便株式会社では、2021年10月以降にも、サービス内容の改定が行われています。
 
主な変更点は、以下の通りです。

●郵便物やゆうメールをはじめとする対象郵便物の配達休止日を設定
●お届け日数の繰り下げ
●速達郵便料金の引き下げ
●配達日指定郵便料金区分の変更 など

これらの変更点をしっかりと確認しておかないと「急ぎの手紙なのに、予定の日に届かない!」などのトラブルが発生するおそれがあります。郵便局に荷物や手紙を出す際は、到着日を事前に確認して、余裕をもって発送しましょう。
 
また、石油価格の高騰が続いているため、今後も、再び料金が値上げすることなどが考えられます。郵便局を利用する際は、過去の改定と併せて、最新情報を確認するようにしましょう。
 

郵便局を賢く利用して物価高騰を乗り切ろう

相次ぐ物価高騰の影響は、食品や光熱費だけではなく、郵便物にまで広がりをみせています。
 
日頃から郵便局を使う機会が多い人は、出費増大が気になるところ……。
 
日本郵便では、配送料を安く抑えられるサービスや、安い費用(手数料)での切手やはがきの交換を実施しています。これらのサービスをうまく活用することで、郵送にかかる費用を削減できるでしょう。
 

出典

日本郵便株式会社
「郵便物の特殊取扱料の改定、荷物の付加サービスの料金改定および廃止ならびに国際郵便料金の改定」

「2021年10月から郵便物(手紙・はがき)・ゆうメールのサービスを一部変更しました」
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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