更新日: 2023.07.10 その他暮らし

自分で管理は大変! 空き家管理サービスってどんなことをしてくれるの?

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

自分で管理は大変! 空き家管理サービスってどんなことをしてくれるの?
昨今、ニュースなどで、しばしば「空き家問題」について取り上げられることが増えています。日本での空き家は増加傾向にあり、さまざまな問題が顕在化してきました。そのようななか、「空き家管理サービス」の注目度も上がっています。
 
今回は、日本の空き家の増加理由や問題点とともに、「空き家管理サービス」の概要と利用のメリットなどについて解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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空き家の増加理由と問題点

総務省統計局の実施した「平成30年住宅・土地統計調査」では、空き家数は約849万戸で、過去最多となっています。全国の住宅の、実に13.6%が空き家という状況です。空き家が増えている理由と、空き家の増加により生じかねない問題点を整理してみましょう。
 

少子高齢化と人口減少の影響

住人が高齢化により、住人が既に亡くなった場合、また高齢者施設に入った、などの理由で、空き家となるケースが増えています。さらに少子化や人口減少により、空いた家、を買ったり借りたりする人の数も減っているため、需要は現象化傾向となり、空きとなるケースが大半です。
 
また、所有者は、家の中の物の処分や、解体などの費用を負担しなければなりません。手間や費用の面でも、空き家のままにしておくほうがメリットが大きい、と捉える所有者がいるため、空き家が増加しているとみられます。
 

近隣住人や環境等への悪影響

誰も住んでいない家は、劣化が早まるといわれています。倒壊や破損のリスクが出てくることも考えられます。また、草木の管理ができていなければ、虫が発生したり、動物が棲みついたりなどの問題が噴出し、近隣住人に悪影響を及ぼす可能性もあります。さらに、不法投棄や不審者による犯罪を引き起こすリスクもあるでしょう。
 

空き家管理サービスとは

空き家の処分は検討していないが、空き家が問題や悪影響をもたらすのは避けたい、という人をサポートするのが「空き家管理サービス」です。相続や売却などの問題が長引いている際にも利用できます。ここでは、空き家管理サービスの概要を解説します。
 

スタッフが定期的に空き家をチェック

「空き家管理サービス」とは、サービス提供業者が定期的に空き家を訪れ、状況を確認するサービスです。その結果、問題の有無、問題があればその箇所等について所有者に報告します。有人による巡回だけではなく、機器による24時間体制での監視を行う空き家管理サービスもあります。
 

換気や清掃などさまざまなサービスで管理

人の手による直接的な管理を行う「空き家管理サービス」も少なくありません。例えば、換気や清掃などです。そのほか、郵便物の回収や草むしり、通水や近隣への挨拶を行う「空き家管理サービス」もあります。
 

プランや料金が選べるサービスも

多くの空き家管理サービスでは、いくつかのプランが用意されていて、適切なプランの選択が可能です。また、サービス内容により料金も異なるため、経済的状況に合わせて選べます。
 

空き家管理サービスを利用するメリット

空き家管理サービスの利用は、所有者にとってさまざまなメリットがあります。
 

近隣住人や環境等への悪影響を抑えることができる

清掃や破損個所の修繕、庭木の管理など様々な項目が依頼できるため、環境保全や防犯効果などの効果が期待でき、近隣住人や環境等への悪影響を抑えることができます。
 

物件の価値を保てる

定期的な管理がなされ、一定の状態を維持できれば、物件の価値を大幅に下げずに済むでしょう。売却時だけではなく、賃貸物件として利用する際も同様のメリットが得られます。
 

遠方からでも管理が可能

「空き家管理サービス」を利用すれば、遠方に住んでいても定期的に確認ができます。費用はかかるものの、近隣住人への迷惑な状況、解体や処分等の費用・手間を考慮すると、「空き家管理サービス」の利用は決して無駄な出費とはなりません。
 

空き家管理サービスの利用で価値を下げずに空き家の管理が可能

少子高齢化や人口減少の影響で増え続ける空き家を定期的に管理するサービスが「空き家管理サービス」です。目視による確認だけではなく、スタッフによる清掃や換気、郵便物のチェックまで、さまざまなサービスの利用も可能です。自分で管理が難しい物件があれば、積極的に利用してみるとよいでしょう。
 

出典

総務省統計局 平成30年住宅・土地統計調査 特別集計
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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