更新日: 2023.07.13 その他暮らし

【ガソリン代削減に効果的】平均燃費向上率5%以上を目指す具体的なテクニック

【ガソリン代削減に効果的】平均燃費向上率5%以上を目指す具体的なテクニック
車を利用する人にとって、ガソリン代は少なくない出費です。ガソリン代が値上げされると、家計に響くこともあります。本記事では、燃費の計算方法を解説したのち、ガソリン代を節約するために、燃費を向上させるテクニックをお伝えいたしますので、ぜひ参考にしてください。
FINANCIAL FIELD編集部

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簡単にできる燃費の計算方法とは?

車によって、燃費性能は異なります。自分の車の燃費が、どれくらいかを知りたい場合に、簡単にできる計算方法をみていきましょう。
 

ガソリンを満タンにして計算する方法

簡単に計算できるのは「満タン法」と呼ばれる方法です。
 
満タン法では、最初に、自分の車にガソリンを満タンまで給油します。給油が完了したら、トリップメーターをリセットして、ゼロの状態にします。そして走行後、次回の給油時にも満タンにします。
 
その2回目の給油時に、トリップメーターの走行距離を、給油した量で割った数値が、実際の燃費となります。
 
例えば、トリップメーターの距離が100km、給油した量が10Lだとすると、燃費は10km/Lです。ガソリンの入れ方などで、多少の誤差があるため、厳密な数値ではありませんが、おおまかな目安になります。
 

燃費の低下を抑える運転テクニックとは?

次に、燃費の低下を少しでも抑えるために、運転する際のテクニックについても知っておきましょう。
 

「eスタート」を心がける

「eスタート」とは、ふんわりアクセルを踏み込んで発進する、エコドライブのことです。いつものアクセルの踏み込みよりも、少し穏やかなスタートを心がけるようにすると、エンジンの負荷を減らせるため、燃費を10%ほど改善できます。
 
ふんわりの目安は、最初の5秒で時速20kmです。eスタートは、二酸化炭素やNOx(窒素酸化物)、PM(粒子状物質)の排出量も減らせる、環境にも優しい運転テクニックです。
 

加速・減速の少ない運転をする

走行中は、ゆるやかなアクセル操作を行い、一定の速度を保つようにしましょう。前の車との車間距離を広くとるようにすると、不用意な加速・減速を避けられます。速度を一定にすることで、燃料消費を約3.4%減らせます。
 

不要なアイドリングをしない

駐車や停車をしているときのアイドリングを、できるだけ避けることもコツの一つです。車によって多少の違いはありますが、10分アイドリングをすると、それだけで、ガソリンを130cc消費することになります。車を5秒以上停める場合は、ガソリン節約のために、エンジンを停止させることをおすすめします。
 

燃費向上につながるメンテナンスとは?

車のメンテナンスを定期的に行うことも、燃費向上につながります。燃費に影響する部品のメンテナンス方法について、解説していきます。
 

エアクリーナーの交換

エアクリーナーは、エンジンに入る空気をろ過し、きれいにする役割をもつ部品です。エアクリーナーの汚れを放置していると、エンジンにきれいな空気を送れなくなり、ガソリンを多く消費する原因となります。エアクリーナーの交換目安としては、走行距離約5万kmといわれています。
 

タイヤの空気圧チェック

どんなタイヤでも、空気圧を適正に保っていないと、燃費が悪くなるほかにも、タイヤの摩耗が偏ってしまい、タイヤの寿命を短くする原因にもなります。月に1回は、ガソリンスタンドなどで、空気圧をチェックしましょう。
 

エンジンオイルを交換する

エンジンオイルも、燃費に大きく影響します。エンジンオイルを交換しないままでいると、劣化が進んでいき、本来の性能が発揮できなくなり、燃費が悪くなります。エンジンオイルは、車を動かしていなくても劣化しますので、注意が必要です。定期的に、エンジンオイルを交換するようにしましょう。交換の目安は、6ヶ月に1回程度といわれています。
 

燃費を節約する走行を心がけよう

高騰するガソリン代を少しでも抑えるために、燃費の計算方法を知ったうえで、ガソリン消費を抑えるテクニックを心がけましょう。環境にも優しい運転につながります。
 
また、定期的にメンテナンスを行いましょう。エアクリーナーやエンジンオイルなど、走行に影響する部品を定期的に交換することでも、燃料の消費を減らすことができます。
 

出典

一般財団法人 省エネルギーセンター LET’Sスマートドライブ 3 エコドライブの運転操作
環境省 COOL CHOICE エコドライブ10のすすめ
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
 

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