更新日: 2023.07.15 その他暮らし

【高速道路の時間短縮術】最適なルート選択と速度設定を知るには?

【高速道路の時間短縮術】最適なルート選択と速度設定を知るには?
高速道路の走行は、ルートの選択によって、所要時間が変わります。時間を短縮するために有効な、もっとも適したルートを選択する方法や、速度設定の仕方、さらには、高速道路に設置されている、情報板の活用方法についても解説をしていきます。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

高速道路の最適な速度設定とは?

高速道路では、急いでいるからといっても、頻繁な追い越しや車線変更は避けましょう。2車線の場合、左が走行車線、右側が追い越し車線です。追い越し車線は、追い越すときのみに使う車線のため、追い越したら、すみやかに走行車線に戻る必要があります。
 
前の車との車間距離を、十分に空けることも大切です。急ぐあまり、車間距離を無理に詰めようとしても、早く到着できるわけではないうえに、危険性が高く、渋滞の原因にもなります。
 
走行中は、できるだけ同じ速度をキープしましょう。ブレーキを踏まずに、アクセルの踏み込みを加減することで、スピードを調整することが基本です。自動料金収受システム(ETC)出口では、決められた速度以下まで落とします。
 

活用したい高速道路上の4種類の情報板

高速道路上には、ドライバーのために、道路の情報を提供している情報板が、複数設置されています。効率のよいルート選択に役立つ、4種類の情報板の詳しい見方や活用方法について、詳しく解説していきます。
 

所要時間情報板

「所要時間情報板」は、主なインターチェンジまでの所要時間が、簡単に把握できる情報板です。
 
所要時間情報板には、現在地に近いインターチェンジが、複数表示されています。表示されているのは、インターチェンジ名と、現在地からそのインターチェンジまでにかかる、おおよその所要時間です。
 
所要時間の電光表示では、車の流れがスムーズなときは緑色で、車が多く、流れが滞りがちな場合はオレンジ色で、渋滞のために、2時間以上かかる場合は赤色で、所要時間の分数が示されます。事故や通行止めの表示は、赤色の― (バー)になります。
 
文字色ではなく、時間表示の右隣の▲(三角形)マークの色によって、混雑状況が分かる情報板もあります。分数の右側の▲マークは、渋滞が増えていることを示し、緑色の▲マークの場合は、渋滞が減りつつあることを示しています。
 
所要時間情報板を活用すれば、到着時間が予想しやすくなります。進行方向の道路が渋滞していることが分かれば、ルート変更も検討可能になります。
 

休憩施設混雑情報板

高速道路のサービスエリアは、駐車できる台数に制限があります。そのため、大きなサービスエリアでは、年末年始やお盆、ゴールデンウイークといった、多くの人が利用する時期は、サービスエリアに入るために、渋滞が発生することもあります。
 
「休憩施設混雑情報板」は、大きなサービスエリアの混雑情報が、事前に分かる情報板です。主要な高速道路上に設置されています。
 
現在地に近いサービスエリア名と駐車場の混雑状況が、情報板に表示されています。状況は色で分けられており、駐車場に空きがあれば緑色で「空有」、混雑しているとオレンジ色で「混雑」、満車は赤色で「満車」になります。
 
同じサービスエリアでも、車のサイズによって、駐車場の混雑状況が異なるため、小型車と大型車とで分けられている情報板もあります。情報板を利用することで、休憩を取る予定のサービスエリアを見直しやすくなります。
 

図形情報板

「図形情報板」は、交通の要所となる、大きなジャンクションの手前に設置されている情報板です。
 
車が多く、混雑している道路の箇所は黄色、渋滞が起こっている箇所は赤色と、色で分けられています。通行止めや事故発生の場合の表示は、赤色の「×」です。図形と色で表示されていますので、高速走行中でも、一目見るだけで、行きたいルートの混雑状況が把握できるような工夫が凝らされています。
 

トンネル情報板

「トンネル情報版」は、トンネル入り口と内部に設置されており、トンネル内の混雑状況や、事故・災害・天候などの情報などを表示しています。
 
長いトンネルは、車が滞りやすく、渋滞の原因となりやすい箇所です。トンネルの内部は暗く、先が見えづらく、左右の壁と天井があることで、圧迫されているように感じて、スピードを落としてしまいがちです。
 
また、高速道路では、1台が減速をすると、後続する車も、次々と減速せざるを得なくなり、渋滞につながります。さらに、山を貫いているトンネルの場合、入る前と抜けた後では、天候が大きく変わることも珍しくありません。そのため、入り口での情報が重要となるのです。
 

安全なドライブのために情報板を活用しよう

高速道路では、最適な速度設定で走行し、無理な追い越しや車間距離の詰めすぎは避けましょう。また、情報板から、必要な情報を集めて活用することで、ルート上の渋滞や混雑を避けることができて、適切なルート選びを行うことが可能になります。
 

出典

トヨタ自動車株式会社 GAZOO 高速道路の道路情報を先読みできる情報板4選をご紹介
西日本高速道路株式会社 情報板の種類と見方
首都高速道路株式会社 首都高ドライバーズサイト 図形情報板
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
 

PR
FF_お金にまつわる悩み・疑問 ライターさん募集