更新日: 2023.08.17 その他暮らし
サラリーマンお小遣いは、ピーク時で「約8万円」!? 2023年はいくら? 飲み会の費用やおすすめの「小遣い稼ぎ方法」も解説!
本記事では、男性会社員のお小遣い事情や、ちょっとしたお小遣い稼ぎの方法について解説しています。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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会社員のお小遣いの平均は約4万円
会社員のお小遣いについては、新生銀行が調査・公表していますので、この結果を参照していきます。同調査によると、2023年の男性会社員の平均お小遣い額は月平均で4万557円であり、4万円台を超えるのは13年ぶりです。女性は3万5001円で最も高かった2014年の3万6712円に次ぐ金額となっています。
ちなみに、新生銀行では1979年以降、ほぼ毎年同調査をおこなっています。男性のお小遣い額が最も高かった時期は1990年代前半で、最高金額は月平均で7万7725円です。今からすると、かなりうらやましい金額ではないでしょうか。
男性会社員の飲み会費用や昼食代はいくら?
男性会社員の1ヶ月の飲み代は、外で飲む場合は平均で5770円、自宅では3359円です。なお、年代別にそもそも飲みに行くのかの調査をしており、全体では30.5%が「飲みに行く」、39.5%が「飲みに行かない(自宅では飲む)」と回答しています。つまり、飲酒している人は70%にのぼります。
1ヶ月の飲み回数は平均で2.4回であり、飲み代と回数で算出した男性会社員の1ヶ月の飲み代は1万3850円です。
続いて昼食代ですが、男性会社員の昼食代の平均は624円です。昼食の手段としては「持参弁当」が最も多く34.5%、2番目に多いのが「購入した弁当」で21.8%、3番目が「社員食堂」で15.9%などと続きます。
ちなみに、女性会社員の1ヶ月の飲み代は平均で9574円と男性の1万3850円より低いですが、昼食代は696円と男性をわずかに上回っています。
おすすめの小遣い稼ぎ方法
本調査においては、お小遣いが不足したときの対応についても記しています。結果としては、男性会社員は「使わずに我慢する」が59.3%で突出して高く、2位の「ポイントで買い物をする」の22.0%の倍近い差です。
お小遣いが不足したときには我慢することも大切ですが、昨今は副業をする人も増えてきているので、足りない分は稼ぐという選択肢も検討したいところです。
実際、同調査での副収入事情においては、男性会社員の13.5%は副収入があり、その平均金額は1ヶ月当たりで3万8956円です。副収入があれば、より自由なお金の使い方ができるでしょう。副業の手段はさまざまですが、例えばちょっとしたアンケートモニターやポイ活、フリマアプリでの不用品売却などは、特にスキルがなくとも気軽に始められます。
ただ、これらはあまり多くは稼げなかったり、売るものがすぐ無くなったりします。そこで、難易度は上がりますが、報酬が高い副業にチャレンジしてみるのも良いでしょう。例えば、ネットや動画サイトなどでのライティングやWebデザイン、動画編集などが定番です。
まとめ
男性会社員のお小遣いは毎月約4万円で、飲み会や昼食代ではそれぞれ毎月1万円程度ずつ使っているようです。
お小遣いが不足する際には、節約することも考えつつ、副業も選択肢の一つです。自身が使える時間と相談しながら、検討してみるとよいでしょう。
出典
株式会社SBI新生銀行 「2023 年会社員のお小遣い調査」
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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