子ども時代の「500円玉貯金」を発見! 口座に預けると「手数料」はかかる? そのまま使うべき?
配信日: 2023.09.02 更新日: 2023.09.04
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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硬貨を預けるときの手数料は銀行によってさまざま
自身の口座にお金を預け入れるときでも、硬貨の場合は手数料がかかる場合があります。実際には銀行によって対応が異なり、統一されているわけではありません。ATMなら枚数に関係なく無料の銀行もあれば、枚数に応じて手数料が変わるなどさまざまです。また、窓口に預けるかATMを利用するかでも手数料は変わってきます。
例えば、A銀行の場合なら、ATMでは枚数に関係なく預け入れでき手数料は無料です。窓口の場合は、300枚まで無料で、301~500枚までは550円、500~1000枚までは1100円といった具合に上がっていきます。この銀行で500円玉を100枚預けるとしたら、ATMでも窓口でも手数料はかかりません。
しかし、ATMでも手数料がかかる銀行も存在します。B銀行の場合は、硬貨が1枚でもATMから預けると110円の手数料が必要です。B銀行も枚数に応じて手数料が異なり、1~25枚までは110円、26~50枚までは220円、51~100枚までは330円かかります。
なお、B銀行は窓口で預けると50枚までは無料です。窓口での手数料は51~100枚で550円、51~100枚まで825円、501~1000枚までは1100円となっています。B銀行で500円玉を100枚預けるとしたら、手数料はATMが330円、窓口が550円です。
枚数によっては地道に使うという方法も
500円玉貯金を銀行に預けるかどうかは、実際に貯まった枚数で判断したほうが良いでしょう。ATMは、1回に入金可能な枚数の上限が決められていることが多いためです。上限がない銀行でも、枚数が多ければそれなりに時間がかかります。
他の利用客が後ろに並んでいるのに、いつまでもATMを占領するのは迷惑です。他の利用客にも配慮し、何回かに小分けする必要があります。
枚数が1000枚を超えるなど大量にあるときは、窓口を利用するほうが他の利用客の迷惑にはなりません。ただし、枚数が増えれば手数料もかかりますし、重さがあるので運ぶのも大変です。
貯まった金額にもよりますが、銀行に預けるのが面倒なときや手数料をかけたくない場合は、地道に使うのも良いでしょう。大きな買い物の支払いには適しませんが、1000~2000円程度の少額であれば気にせずに使いやすい枚数です。
大きな金額を硬貨で支払うのが気になるなら、セルフレジやコインパーキングなどの利用時に使えば人目を気にすることもありません。親戚などに小さな子どもがいれば、お年玉やお盆玉として渡すのも上手な使い方です。
硬貨を預ける手数料はさまざま! 枚数に応じて使うのもアリ
銀行によって違いますが、硬貨を預けるには手数料がかかります。ATMなら無料の銀行もあるので、枚数が少なければ利用するのも良いでしょう。ただし、自身のお金を預けるのにお金を払いたくないというときは、そのまま使うのも良い方法です。高額な支払いには向きませんが、数枚程度の支払いであればあまり気にせずに使えます。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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