
一方で、鉄のフライパンは扱い方が難しい反面、数年~数十年も使える耐久性が魅力です。どちらの材質のほうがコスパがよいのでしょうか。

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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目次
テフロン加工のフライパンは扱い方次第で長く使える
テフロン加工のフライパンは、正しい使い方で適切な手入れをおこなえば数年間は十分に使えます。
乾いりせず、強火を使わず、硬い調理器具を避け、熱いうちに水をかけず、柔らかいスポンジで洗い、しっかりと水気を切ってから、表面に硬いものが当たらないよう保管すれば長期間性能を保持できますが、非常に手間がかかることが問題です。超高級フライパンならまだしも、忙しい毎日の中でフライパンをそこまで丁寧に扱えるでしょうか。
鉄のフライパンは雑に扱っても長く使えるが、使い方が難しい
鉄のフライパンにも正しい使い方はありますが、かなり雑に扱ってもテフロン加工のフライパンより圧倒的に長く使えます。強火でガンガン熱しても大丈夫ですし、金属の調理器具で擦っても問題ありません。メンテナンスにしてもたわしでゴシゴシ擦っても大丈夫なうえ、しつこい汚れには金たわしなどの硬いものもOKです。
一方で、鉄のフライパンは使い勝手の面でテフロン加工に大きく劣ります。まず鉄のフライパンは焦げ付きやすいため、買ってきたままの状態ではうまく使えないでしょう。鉄のフライパンの表面に油膜を張る一手間が必要です。たとえば鉄鍋の代表格である中華鍋は、調理前に煙が出るほど熱したり、大量の油を入れて全体に回したりします。この工程が、鉄鍋に油をなじませるものです。
家庭ではそこまでしなくてもよいですが、使い終わったら油を敷いて保管したり、食材を入れる前に油を入れてなじませたりするひと手間は欠かせません。
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コスパのよさは使い方によりけり
以上の理由から、フライパンの耐久性の観点でみれば鉄のフライパンのほうが圧倒的に高耐久です。硬いもので擦ったりたたいたりしても耐久性が損なわれないため、使い勝手もよいでしょう。ただし、焦げ付きにくさではテフロン加工のフライパンに大きく水を開けられます。
いわゆる「鉄鍋を育てる」作業が苦にならない方なら、鉄のフライパンのコスパは高いでしょう。ただ使うたびに油をなじませる手間がつきまとうため、より楽に使いたい方にとってのコスパは逆転します。
毎回メンテナンスする手間と、毎回の手間を省いて定期的に買い替える費用を比べて、どちらのほうが自分にとってコスパがよいと思えるかどうかで判断するとよいでしょう。最初から割り切って、安めのテフロン加工のフライパンを定期的に買い替えるのも選択肢です。
メンテナンスコストと買い替えコストを天びんにかけよう
テフロン加工のフライパンは、誰が使っても焦げ付きにくく、メンテナンスも洗剤で洗うだけと簡単なのがメリットです。一方で鉄のフライパンは、正しく扱わないと焦げ付いて調理どころではないですが、ある程度雑に扱っても耐久性を損なわない強さがあります。メンテナンスを続けるコストと買い替えるコスト、どちらのコストにストレスを感じるか考えて決めましょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー