更新日: 2024.03.19 子育て

【習い事の費用】中学以降は平均で月2万円超! 未就学児から高校生までの間にどのくらいの費用がかかる?

【習い事の費用】中学以降は平均で月2万円超! 未就学児から高校生までの間にどのくらいの費用がかかる?
子どもの教育資金を考える上で、習い事の費用を把握することは重要です。大学進学前までに、さまざまな習い事に関する費用がかかります。
 
本記事では、未就学児(4〜6歳)から高校生までの習い事費用や、その節約方法などについて詳しく説明します。子どもの習い事費用に対する理解を深めて、習い事を選ぶ際や教育資金を準備する際に役立ててください。
FINANCIAL FIELD編集部

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子どもの習い事費用

R&C株式会社の「子どもの習い事に関する1000人調査」によると、未就学児(4〜6歳)から高校生までの習い事費用の総額は327万3120円でした。平均費用を把握することで、教育資金の計画を立てやすくなります。本項では、未就学児・小学生・中学生・高校生別の子供の習い事費用の平均について紹介します。
 

未就学児

未就学児(4〜6歳)の習い事にかかる平均費用は月に1万146円でした。習い事費用の金額別の割合は、図表1のとおりです。
 
【図表1】
 

習い事費用 割合
5000円以下 19%
5001円〜1万円 41%
1万1円〜1万5000円 19%
1万5001円〜2万円 14%
2万1円〜3万円 6%
3万1円〜4万円 1%

 
(R&C株式会社の調査をもとに筆者作成)
 
習い事の費用が月に1万146円の場合、4歳から6歳までの3年間での総費用は36万5256円となります。また、未就学児に人気のある習い事で上位3つは、英語、水泳、体操です。
 

小学生

小学生の低学年、中学年、高学年における習い事の平均費用は、図表2に示されているとおりです。
 
【図表2】
 

学年 習い事費用
低学年(1〜2年生) 1万4551円
中学年(3〜4年生) 1万8565円
高学年(5〜6年生) 1万9315円

 
(R&C株式会社の調査をもとに筆者作成)
 
それぞれの2年間の総額は、低学年が34万9224円、中学年が44万5560円、高学年が46万3560円です。また、6年間の合計は125万8344円となります。なお、小学生に人気のある習い事としては、水泳や英語が挙げられます。
 

中学生

中学生の習い事にかかる平均費用は月に2万1371円でした。3年間の総費用は76万9356円となります。習い事費用の金額別の割り合いは、図表3に示されているとおりです。
 
【図表3】
 

習い事費用 割合
5000円以下 6%
5001円〜1万円 18%
1万1円〜1万5000円 11%
1万5001円〜2万円 16%
2万1円〜3万円 22%
3万1円〜4万円 17%
4万1円〜5万円 6%
5万1円〜6万円 2%
6万1円〜7万円 1%
7万1円以上 1%

 
(R&C株式会社の調査をもとに筆者作成)
 
学習塾やピアノなどが、中学生の間で人気のある習い事となっています。
 

高校生

高校生の習い事にかかる平均費用は月に2万4449円です。このため、3年間での習い事の費用の総額は88万164円となります。習い事費用の金額別の割合は、図表4に示されているとおりです。
 
【図表4】
 

習い事費用 割合
5000円以下 8%
5001円〜1万円 18%
1万1円〜1万5000円 11%
1万5001円〜2万円 13%
2万1円〜3万円 12%
3万1円〜4万円 18%
4万1円〜5万円 8%
5万1円〜6万円 6%
6万1円〜7万円 3%
7万1円以上 3%

 
(R&C株式会社の調査をもとに筆者作成)
 
高校生に人気のある習い事としては、学習塾や英語などが挙げられます。
 

子どもの習い事費用を節約する方法

子どもの習い事費用を節約する主な方法は、以下のとおりです。
 

●目標と予算を決め、比較検討する
●必要な道具はお下がりを活用する
●割り引き制度やキャンペーンを活用する

 
習い事の目標と予算を明確に設定した後、複数の施設やサービスを比較することが重要です。比較をすることで、割安な選択肢を見つけることができ、節約につながる可能性があります。
 
また、習い事によっては、さまざまな道具が必要になってくることがあります。兄弟や知人などの備品をお下がりで使用することで、費用を節約できます。また、「兄弟割引」や「夏休みキャンペーン」「入学キャンペーン」などを実施している場合もあるため、これらを活用して費用を軽減しましょう。
 

子どもの習い事費用も考慮して教育資金を準備しよう

子どもの習い事費用は、場合によっては大きな出費となります。大学進学や高校進学にかかる費用だけでなく、塾、英語教室、ピアノ、水泳などの習い事に要する費用も考慮して教育資金を計画することが重要です。
 
また、習い事を始める際には、お下がりやキャンペーンなどを活用することで、費用を軽減できる可能性があります。これらを考慮して教育資金の計画を立ててみてください。
 

出典

株式会社大黒屋 子どもの習い事の費用は月平均18,627円!1,000人調査の結果を年齢別に紹介

 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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