終わりの見えない「ガソリン価格」の高騰！リッター価格を「5円以上」お得にする方法とは？

経済産業省資源エネルギー庁の石油製品価格調査によると、2023年9月4日時点のレギュラーガソリン価格は186.5円／リットルと、16週連続の値上がりを記録しています。終わりの見えないガソリン価格の高騰に、不安を感じている人も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、ガソリン価格をリッター当たり5円以上お得にする方法について解説していきます。車の利用頻度が高く、少しでも給油料金を抑えたい人は参考にしてみてください。

執筆者：FINANCIAL FIELD編集部（ふぁいなんしゃるふぃーるどへんしゅうぶ）

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1 リッター価格を5円以上下げる方法2選
2 総務省調査によるガソリン購入量の1年平均は「415.04リットル」
3 まとめ

リッター価格を5円以上下げる方法2選

リッター価格を5円以上下げられる可能性のある方法は次の2つです。

●自社アプリを導入しているガソリンスタンドを利用する
●ガソリンスタンドと提携しているクレジットカードを利用する

給油料金を下げるためには、毎回同じガソリンスタンドを利用するようにしましょう。

アプリを導入しているガソリンスタンドを利用する

自社アプリを導入しているガソリンスタンドでは、お得に給油できるアプリクーポンなどが用意されていることもあります。

全国にチェーン店を構えているENEOS株式会社（以下、ENEOS）やコスモ石油販売株式会社（以下、コスモ石油）はアプリを導入しており、専用の二次元コードを読み込ませるだけで割引されます。割引額は利用店舗や時期によって異なりますが、2円～6円程度下げられるのが一般的です。

ただし、クーポンの有効期限があるなど割引価格が変動することもありますので、その点には注意しましょう。

ガソリンスタンドと提携しているクレジットカードを利用する

ガソリンスタンドと提携しているクレジットカードを利用すると、料金がお得になるケースもあります。

例えば、ENEOSで「ENEOSカードS」を利用すると、いつでもガソリン代を1リットル当たり2円下げられます。

また、コスモ石油で「コスモ・ザ・カード・オーパス」や「イオンカード」を利用すると会員価格で給油できるため、お得になる可能性が高いです。なお、アプリクーポンとクレジットカードの割引は併用できる場合もあり、1リットル当たり最大10円程度下げられる可能性もあります。

ただし、アプリクーポンと他のクーポンの併用方法は全国統一ではないため、併用可能か気になる人は店頭スタッフに直接問い合わせてみてください。割引額は利用店舗や時期によって異なり、いつでも同じ金額が割り引かれるわけではありませんが、お得に給油したいなら利用しない手はありません。

総務省調査によるガソリン購入量の1年平均は「415.04リットル」

総務省統計局の家計調査によるガソリン購入量の1年平均は、415.04リットルです。ガソリンの購入価格をリッター5円下げられると、平均値で「約2000円／年」お得になります。月計算では少額の割引ですが、給油量が多くなるほどお得にできる金額も大きくなります。

本データは2020年～2022年の平均値で、2人以上の世帯を対象としています。なお、本データによる全国のガソリン代平均は、6万150円／年です。毎月5000円分のガソリンを購入している計算になりますので、少しでもお得に給油できると家計へのダメージも抑えられるでしょう。