更新日: 2023.10.02 その他暮らし
「服」のように「エアコン」も夏の終わりにセールはある?買い替えを考えていて、「お得な時期」があれば知りたい!
本記事では、エアコン価格の相場を解説したうえで、安くなる時期についてご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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目次
だいたいみんなはいくらくらいでエアコンを買っているの?
エアコンの価格は、おもに対応する畳数によって異なります。
【エアコンの対応畳数と値段相場】
表1
6畳 | 4万~6万円ほど |
8畳 | 5万〜7万円ほど |
10畳 | 6万〜10万円ほど |
12畳 | 7万〜12万円ほど |
※筆者作成
エアコンによっては、人感センサー・空気清浄機能・気流コントロールなど、付加機能が搭載されているものもあります。付加機能が搭載されているエアコンは、シンプルなものよりも価格が高い傾向があります。
なお、上記はエアコン本体の価格のみで、実際には、取り付け工事の費用も追加されることは認識しておきましょう。標準的な取り付け工事の費用は、およそ1万〜2万円が相場ですが、室外機の取り付け場所や電気工事の有無などによって、追加の費用が発生するケースもあるため、事前に業者に確認しておくことをおすすめします。
一年のうちエアコンが安くなる時期は?
エアコンに限らず家電の多くは、年に1回はモデルチェンジがあり、その1ヶ月ほど前には在庫処分として、型落ちモデルが安く販売されます。
エアコンの場合は、高機能モデルが10〜11月、標準モデルが2〜4月に、新モデルが発表されることが多いようです。エアコンをできるだけ安く購入したいという方は、これらの期間の少し前が狙い目となります。
また衣服と同じく、エアコンの需要期(6〜7月)が過ぎた8月以降も在庫を減らすため、価格を下げて販売されることが多いようです。しかし、夏真っただ中のこの時期は、エアコン取り付け業者への注文が混み合う時期でもあるため、すぐに導入したい方には適しません。
おすすめは、型落ちモデルが出回る、モデルチェンジの時期前です。ただし、モデルチェンジの時期前は狙っている方も多く、すぐ売り切れてしまうこともあるため、タイミングを逃さないように、日頃から情報をチェックしておきましょう。
安さだけではなく省エネかどうかも見極めて!
エアコンを購入する際は、本体価格も重要ですが、省エネ性能も確認しておきましょう。
経済産業省の省エネポータルサイトによると、エアコンの省エネ性能は年々進化しており、2009年型の平均的なエアコンと、2019年当時の最新省エネエアコンの性能を比べると、年間で約17%の節電につながることが分かっています。
省エネエアコンは、節電につながると同時に、部屋を快適な温度に保つ機能が多数搭載されているため、エアコンを購入する際には、畳数や価格とともに、選択基準の一つにすることをおすすめします。
タイミングを見極めてエアコンをお得に手に入れましょう
エアコンは、モデルチェンジの時期である10〜11月・2〜4月の少し前の時期を狙うことで、型落ちモデルを比較的安く購入できます。
反対に、6〜7月は需要がピークになり、価格を下げなくても売れるため、価格は高めに設定される傾向がありますので、避けるべきでしょう。
購入を検討されている方は、日頃から価格情報をチェックしておいて、賢くエアコンを手に入れましょう。
出典
経済産業省 資源エネルギー庁 省エネポータルサイト 家庭向け省エネ関連情報 機器の買換で省エネ節約
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー