更新日: 2023.09.27 キャッシュレス
クレジットカードの利用明細を捨ててしまったのでETCの利用額が分かりません。調べる方法はありますか?
いずれは捨てることになるものですが、もしもクレジットカードの利用明細を捨てた後でETCの利用額を知りたくなったときは、どうすればよいのでしょうか。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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クレジットカードの利用明細を捨ててもETCの利用額はわかる?
主にETC機能はクレジットカード保有者を対象としているため、ETCの利用料金はひも付けられたクレジットカードで支払うのが基本です。クレジットカードを利用すると、いつどこでいくら使ったのかが記載された利用明細が発行され、その内容を見ればETCの利用額を調べられます。
では、クレジットカードの利用明細を捨ててしまった場合はETCの利用額を調べられないのかというと、そのようなことはありません。クレジットカードの利用明細を捨ててしまったり、なくしてしまったりしている場合でもETCの利用額を調べる方法はあります。
ETCの利用額を調べる方法
以下は、クレジットカードの利用明細が手元にない場合にETCの利用額を調べる方法です。利用しているクレジットカードおよびETCによっては使える方法が限られる場合もありますが、いずれかの方法でETCの利用額を調べられます。
卓上プリンターを利用する
卓上プリンターは、高速道路のSAやPAに設置されているETCカードに保存されている情報を印刷する道具です。ETCカードには最大100件程度の利用履歴を記録する機能があるため、卓上プリンターを使ってETCカードに記録されている利用履歴を印刷して確認できます。
設置されている場所が限られているものの、ETCカードがあれば利用額を確認できるので簡単です。
クレジットカードの電子利用明細を見る
クレジットカードの利用明細は、書面のほかに電子書類でも確認できます。電子利用明細が見れる状態なら、手元にクレジットカードの利用明細がなくとも問題ありません。スマートフォンやPCからすぐにクレジットカードの利用明細が確認でき、ETCの利用額がわかります。
ただし、クレジットカード会社によって電子利用明細に対応しているかどうか、事前手続きが必要かどうかなど違いがあるため注意が必要です。
ETC利用照会サービスを利用する
NEXCO各社、首都高、阪神高速と本四高速が共同で提供している「ETC利用照会サービス」を利用すれば、インターネット上でETCの利用履歴を確認できます。「ETC利用照会サービス」を利用するためには登録が必要ですが、登録料や年会費は一切かかりません。
ETC利用照会サービスでは、ETC無線走行およびETC非無線走行ともに利用履歴が反映され、利用証明書や明細をPDFやCSVファイルとして出力することも可能です。
手軽な電子利用明細がおすすめ
クレジットカードの利用明細を捨ててしまった場合でも、ETCの利用額を調べる方法はあります。高速道路を利用する機会が多ければ卓上プリンターを利用するのもよいですが、おすすめは電子利用明細やETC利用照会サービスです。
事前に準備が必要なものの、スマートフォンやPCがあればすぐにETCの利用履歴や利用額が確認でき、必要に応じてエクセルデータなどにも出力できます。
出典
ETC利用照会サービス
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー