オシャレに興味がないので、安いなら「理容室」に行きたいと思っています。「美容室」との違いは何ですか?
配信日: 2023.09.29
そこで今回は、理容室と美容室の違い、女性が理容室を利用する際の注意点を調べました。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
ファイナンシャルプランナー
FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。
編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。
FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。
このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。
私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。
理容室と美容室はどう違う?
理容室と美容室では、そこで働くスタッフの資格やサービス内容が異なります。
理容室で働くのは理容師で、理容師免許が必要です。厚生労働省の「理容師法の概要」によると、理容とは「頭髪の刈込、顔そり等の方法により容姿を整えること」です。
一方で、美容室で働くのは美容師で、美容師免許が必要です。厚生労働省の「美容師法の概要」では、美容は「パーマネントウェーブ、結髪、化粧等の方法により、容姿を美しくすること」と説明されています。
理容室と美容室ではどちらが安い?
株式会社AWAが10代以降の女性を対象に実施した「美容室に行くとどのくらいお金がかかりますか?」についてのアンケート調査によると、1位は「5000〜1万円」でした。カットだけでも5000円はかかり、カラーやトリートメントをするとそれ以上の値段になるといった意見があります。
2位は「1万~1万5000円」で、デザインカラー・デジタルパーマ・縮毛矯正やヘアケア商品の購入を含むとこれくらいの値段になるようです。3位は「3000~5000円」で、カットはせずにカラーだけしたり、クーポンを使用したりして比較的安く済ませるケースがみられます。
理容室と美容室でどちらが安いかは、店舗によって価格設定が異なるため一概にはいえません。しかし、駅の近くや入浴施設などにある格安理容室では、1000円台でヘアカットをしてくれるところがあります。カット料金だけを比較すると、美容室よりも理容室の方が安いイメージを持つ方は多いでしょう。
女性が格安の理容室を利用する際の注意点は?
理容室といえば男性が利用するイメージを持つ方は多いですが、最近では「女性歓迎」をアピールする店舗も増えています。
例えば、とある温泉施設やスーパー銭湯に併設するヘアカット・髭剃り専門のサロンでは、客層の4割は女性が占めているとのこと。入浴前の利用であればシャンプーやブローは不要で、カット料金1000~1300円程度で済むようです。
ほかにも、駅ナカなどに設置されている1000円台のカット専門店があり、女性や子どもも受け付けています。個人理容室でも、カットのみでリーズナブルな料金設定をしている店舗があり、技術力の高い理容師にカットしてもらえる場合があります。
女性が理容室を利用する際の注意点は以下のとおりです。
●格安理容室では担当する理容師を選べないことが多い
●スタッフによって技術力が異なる
●細かい注文ができず満足のゆく仕上がりにならない場合がある
女性が理容室を利用するのもアリ!
理容室と美容室では、働くスタッフやサービス内容に違いがあります。こだわりのあるヘアスタイルを求めるなら、「容姿を美しくする」ことを得意とする美容師にお願いするのが得策です。しかしカットだけであれば、リーズナブルな料金設定の理容室を利用するのもいいでしょう。
出典
厚生労働省 理容師法の概要
厚生労働省 美容師法の概要
株式会社AWA 【レポート】「美容室に行くとどのくらいお金がかかりますか?」についてアンケートを取りました!
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー