更新日: 2023.10.02 その他暮らし
洗濯物を「浴室乾燥機」で乾かすのはコスパが悪い? 光熱費はどのくらいかかる?
このようなときに活用したいのが浴室乾燥機です。天気に関係なく衣類を乾かすことができます。しかし、浴室乾燥機はコストパフォーマンスが悪いとも言われているため、使用をためらう人も多いです。
そこで本記事では、浴室乾燥機の概要とコストパフォーマンスが悪いのかについて解説していきます。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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浴室乾燥機とは?
浴室乾燥機は浴室に備え付けるタイプの乾燥機です。浴室を乾燥室のように使えるので、天気に関係なく衣類を干すことができます。
また、屋内に干すことができるので、花粉の付着を防ぐことも可能です。天気が悪いときだけでなく、洗濯物が多くて干すところがない場合にも活用できます。秋雨や台風で天気が安定しない秋には、浴室乾燥機を活用することは効果的です。
浴室乾燥機の特徴
浴室乾燥機の特徴としては「衣類乾燥」、「浴室暖房」、「浴室乾燥」、「涼風」といった機能が挙げられます。さらにミストサウナ機能がついた浴室乾燥機も人気です。
衣類乾燥は、前述のとおり季節や天気に関係なく衣類を乾燥することができる機能です。
浴室暖房は、浴室の温度を上げることができる機能です。秋から冬にかけて注意したいのがヒートショックです。
ヒートショックは温度変化によって急激に血圧が上昇、下降することで心筋梗塞や脳内出血などを引き起こす状態のことで、冬場の冷え切った浴室でいきなり入浴をすると起こりやすくなります。浴室暖房は浴室を温めてヒートショックを予防するのに効果的な機能と言えます。
浴室乾燥は湿気の多い浴室を乾燥させる機能です。浴室のカビの繁殖を抑えることができるので、掃除の時短にもつながります。
浴室乾燥機には涼風機能もあります。気温が高いと蒸し暑くなってしまう浴室を、換気しながら風を送ることで快適な空間にする機能です。2023年は10月初旬まで残暑が厳しいと予想されているため、浴室も蒸し暑くなることが予想されるため重宝するでしょう。
浴室乾燥機のコスパ
浴室乾燥機はコストパフォーマンスが悪いとも言われていますが、実際はどうなのでしょうか?
浴室乾燥機のコストは、大手メーカーのもので衣類乾燥を約59分運転すると36円ほど、浴室乾燥が75分の運転で45円ほど、浴室暖房が約8分の運転で7円ほど、となっています。衣類の量や浴室の広さにもよりますが、おおよそこの程度のコストがかかると考えてよいでしょう。
毎日浴室乾燥機を使用すると当然コストがかかります。そのため、天気が悪い日が続く場合や台風で外に干すことができない場合など、ここぞというときに使うように工夫してみるとよいでしょう。衣類乾燥については、外干しができない時間だけ浴室乾燥機を使うようにすることで効率よく衣類を乾燥させ、コストも抑えることが可能です。
使用頻度を抑え、快適な生活を考えましょう
浴室乾燥機に限らず、あらゆるものはどれだけのコストがかかるかを把握することで安心して使用できます。浴室乾燥機は使用するメリットも多いため、コストはかかりますがコストパフォーマンスとしては悪い物ではありません。特に9月は使用頻度を抑えながら活用すれば快適な生活を送ることができるでしょう。
※2023/10/2 記事を一部修正いたしました。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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