年収300万円でリノベーション物件を買いたい! マンションと戸建て、どちらにすべき?
配信日: 2023.10.09
本記事では、年収300万円の方がリノベーション物件を買う時にどのような判断をすればよいのかを解説します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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注目が集まっている中古物件とリノベーション
中古物件とリノベーションに関するデータを見ていきましょう。
株式会社AlbaLinkが、全国の男女500人を対象に実施した「中古住宅の購入に関する意識調査」によると、中古住宅はありですか? の項目で、「あり」と回答した人が75.8%と半数以上を占めることがわかりました。
主な理由は以下のようになります。
・1位 安く購入できる 201人
「ほかのことにお金を使ったり、貯金したりすることもできる」という意見や、「購入時にかかる費用が、純粋な建物の評価価格のみであるため割安で手に入る」などが挙げられました。
・2位 リフォーム・リノベーションすればよい 78人
「中古物件を購入してリフォームすれば新築のようになるから」「古民家をリフォーム、リノベーションすれば自分の好きな家にできるから」という意見が聞かれています。
割安で手に入り自分好みに改修できるのは、リノベーション物件の魅力といえます。
3位は新築にこだわっていない、4位は築浅 or きれいなら問題ない、中古でも良い物件はあると続きます。アンケート結果から中古物件とリノベーション、リノベーション物件自体に抵抗がなく、充分に魅力があることが伺えます。
年収300万で購入するリノベーション物件
では、年収300万で購入するリノベーション物件について一般的な意見を解説していきます。価格帯と物件の選択、それぞれ見ていきましょう。
価格帯
マイホームを購入するうえで無理ない返済をするには年収の5倍程度の金額が目安といわれています。年収が300万なら1500万を目安にしましょう。
購入を希望する地域のリノベーション物件、もしくは中古物件の購入費用とリノベーション費用、それぞれの金額とローンをシミュレーションし、購入計画をたてましょう。
マンションか戸建てか
マンションか、戸建てかの判断は非常に難しいところです。家庭環境と就労に関して整理して判断しましょう。
・車が必要であれば土地が広く郊外に多い戸建て
・子どもが小さく周囲の事が気になるなら戸建て
・戸建ては土地が資産として最後まで残る
・アクセス重視なら駅に近いマンション
・マンションは建てものの資産価値の減り方がやや、ゆるやか
・将来的に住み替えを検討するならマンションが一般的によい
いずれも各種税金の支払いや光熱費などのランニングコストもかかりますし、修繕が必要になることも視野に入れる必要があります。これらのことを年収を考えあわせ、総合的に判断して決定するのがポイントです。
まとめ
年収300万の方がリノベーション物件を購入する場合について解説しました。金銭面のことやマンションと戸建て、それぞれの事情や、好みがあることと思います。
いくつかのポイントを提示したので参考にしてください。
出典
株式会社AlbaLink 中古住宅の購入に関する意識調査
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー