七五三の前撮りを済ませましたが、かなりの出費になりました。七五三は3回ともお祝いしたほうがよいのでしょうか?
配信日: 2023.10.12
本記事ではそのような人に向けて、七五三の概要をはじめ、3回ともお祝いする必要があるのかということや、かかる費用などを解説します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
ファイナンシャルプランナー
FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。
編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。
FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。
このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。
私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。
七五三とは
七五三は、子どもの健やかな成長を祝い、祈願する伝統行事です。七五三の由来は諸説あるものの、平安時代から宮中でとりおこなわれていた儀式がもとになっているといわれています。その後、江戸時代には武家や商人の間で広まり、明治時代以降は庶民の間でも、このようなお祝いの儀式がおこなわれるようになったといわれています。
昔は現代に比べ医学が発達しておらず、子どもの死亡率が高かったことから、3歳・5歳・7歳の3つの節目で、その年齢まで生きられたことを感謝するようになり、その風習は現代でも受け継がれているというわけです。
儀式をおこなう年齢については、男の子は3歳と5歳、女の子は3歳と7歳であるケースが多いでしょう。3歳・5歳・7歳すべてのタイミングでお祝いするという決まりはありません。ただし、地域の風習などによって差があるため、お祝いする際は自分が住んでいる地域の状況を確認する必要があります。
七五三にかかる費用は
七五三のお祝いにかかる費用の内訳としては、神社におさめする初穂(はつほ)料や衣装代をはじめ、好みに応じて写真スタジオでの撮影代や着付け代、食事会費などが挙げられるでしょう。初穂料は神社によって異なりますが、1人につき5000円~2万円程度が相場です。
また、衣装代はレンタルする場合、1万5000円~3万円程度ですが、このほかに、クリーニング代やヘアメイク代として5000円~1万円程度かかります。写真撮影は、前撮りであれば割安であることも多いですが、写真のデータ料やアルバム代などを含めると、一般的にはトータルで数万~10万円程度かかるでしょう。
祖父母や親族を招いて食事をする際は、ランチであれば大人は5000円程度、ディナーであれば5000円~1万円(子どもは大人の半額が目安)ほど必要であることが多いようです。
七五三のスケジュールは
七五三のお祝いをするためには、祈祷(きとう)や衣装の予約など、さまざまな準備が必要になります。スケジュールの目安としては、本番2~3ヶ月前から参拝(さんぱい)する神社を決めるほか、子どもの衣装の検討をはじめ、レンタルする場合は申し込みをしましょう。
また、写真スタジオや食事の予約は人数を確認し、参加者の都合のよい場所を選んで予約しましょう。当日まで1ヶ月を切ってからは親の衣装や祈祷の予約をするほか、美容院の予約をするなど、準備を進めていきます。
1週間前~当日の2、3日前には持ち物や衣装の準備をおこない、前日には当日の天気や持ち物の最終確認をおこないましょう。ギリギリになってあせらないためにも、前もって計画的に準備を進めることが大切です。
七五三の準備は計画的に進めよう
七五三のお祝いは、主に男の子は3歳と5歳、女の子は3歳と7歳に行なうことが多いでしょう。ただし、地域によって差があるため、住んでいる地域の風習を確認することが大切です。
また、あとになってもめないよう、祖父母の意見も確認しておきましょう。当日を迎えるためには事前にやらなければいけないことが多々あります。直前になってあせることのないように、お祝い当日の2~3ヶ月前には準備を始めましょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー