更新日: 2023.10.14 その他暮らし

実家から昔の「テレホンカード」がたくさん出てきました。公衆電話はもう使わないので、現金に変えることはできますか? 電話料金の支払いにも使えるのでしょうか?

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

実家から昔の「テレホンカード」がたくさん出てきました。公衆電話はもう使わないので、現金に変えることはできますか? 電話料金の支払いにも使えるのでしょうか?
実家の掃除や整理をしていると、昔のものが出てくることも少なくありません。公衆電話から電話をかける際に使用するテレホンカードが出てくることもあるでしょう。しかし、携帯電話やスマートフォンなどの普及により公衆電話の数も減り、テレホンカードを使用する人も機会も大幅に減少しました。
 
今回は、使い道の少なくなったテレホンカードを現金に変えられるかについて解説します。
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テレホンカードは換金可能

結論からいうと、テレホンカードは現金に変えることができます。主な換金方法は後述しますが、現金に変えられるのは、ほとんどの場合は未使用のものに限られるという点には注意が必要です。一部、使い切っていないものに限っては現金化が可能なケースもありますが、使用済みのものを換金するのはほぼ無理であると認識しておきましょう。
 
未使用のものであれば、変えられる金額は絵柄や希少性などによって差があるものの、現金化できないケースはほとんどありません。
 

テレホンカードを現金に変える方法

テレホンカードを現金に変える方法は、主に3つです。それぞれみていきましょう。
 

・ネットオークション

ネットオークションには、さまざまなものが出品可能です。テレホンカードも例外ではありません。オークション形式では、需要のある出品物であれば入札者が増え、価格も上がっていきます。コレクター心をくすぐるようなレアなテレホンカードであれば、高値で売れる可能性があるでしょう。
 

・フリマアプリ

フリマアプリでは、自分で販売価格の設定が可能です。設定価格が適正か、コレクターにとって安いと感じる価格であれば、買い手がつく可能性は十分にあります。
 
できるだけ高値で販売しようとするならば、相場の確認が欠かせません。実家から出てきた大量のテレホンカードについて、1枚ずつ価値をチェックしてみましょう。いい加減な価格に設定すると、本来はもっと高く売れた可能性のあるテレホンカードを安値で手放してしまいかねません。
 
また、関連性の高いテレホンカードはまとめて販売することにより、高額で売れる可能性もあります。
 

・金券ショップ

商品券やチケットなどを取り扱っている金券ショップの多くは、テレホンカードも買い取っています。ネットを使っての売買が面倒な人は、近くの金券ショップへと持ち込んでみましょう。
 
ただし、ネットオークションやフリマアプリよりも、買取相場が安い可能性があるため、その点は認識したうえで利用するようにしましょう。
 
レアなものやコレクター垂涎のテレホンカードであっても、金券ショップでは他のテレホンカードとあまり変わらない買取価格となる可能性があります。50度数のテレホンカードの買取相場は、1枚あたり400円前後です。
 

換金以外のテレホンカードの使い道

テレホンカードは、寄付にも活用できます。テレホンカードによる寄付を受け付けている団体や組織はいくつかあるので、その中から選んで寄付するのもよいでしょう。テレホンカードが実家からたくさん出てきたのであれば、一部を現金に変え、残りを寄付するといった形でも、もちろん問題ありません。
 
また、固定電話を使用しているなら、NTTの通話料金の支払に利用することもできます。
 
そして、緊急用に何枚か手元に残しておく選択肢もあります。災害時や通信障害時などには、携帯電話が使えなくなる可能性もゼロではありません。そのような際にテレホンカードを持っていると、公衆電話で家族や友人などとの連絡がとりやすくなります。数枚手元に残しておくことで、いざというときのために活用できるので安心です。
 

テレホンカードは現金化のほか寄付や万が一の備えにもなる

携帯電話やスマートフォンが普及し、テレホンカードが活躍する機会は大幅に減りました。実家から出てきた大量のテレホンカードは、現金に変えることもできます。
 
レアなテレホンカードがあれば、ネットオークションやフリマアプリでコレクターなどに高額販売が可能です。金額にこだわらないのであれば、金券ショップの利用が手軽です。また、寄付にも活用できます。いざというときのために数枚保持しておくのもよいでしょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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