アラサーですが、洋服代「月2万円」って多いですか？ 平均はどのくらいなのでしょうか？ 20代の頃と似合う服が変わってきたので、かなり買い替えてます

おしゃれが好きで、気付けば洋服代に月に2万円程度はかけている人もいるでしょう。本記事では、ファッションにかけるお金のアンケート調査結果をもとに、「30代前後で洋服代に月2万円は高いのか」という疑問について解説します。また、節約しながらファッションを楽しみたい人に向けて、洋服代を抑えるコツも紹介します。

全世代のファッションにかけるお金の月平均は5141円

MoneyGeekが男女1200人に調査した結果、ファッションにかけるお金の月平均は5141円でした。
 
男女別にみると、男性全体の平均は5320円、女性全体では4962円です。年代別（20代～40代）の調査結果も公表されており、30代男性の平均は5897円、30代女性の平均は5232円という結果でした。年代別では、女性は年代が上がるごとにファッション代が減り、反対に男性はファッション代が増えていく傾向がみられます。
 
ちなみに、こちらの月平均費用は、ファッション代＝洋服代＋ファッションアイテム代（靴やバッグなど）の合計と定義し、年間の費用から月の平均を割り出したものです。洋服代だけに絞ると、30代男性の平均は3541円、30代女性の平均は3450円です。
 
また、女性も男性も、洋服1点あたりの価格帯として最も多いのは3000～6000円未満でした。これらの結果と比較すると、30代前後で洋服代に月2万円をかけているのはかなり高めといえます。
 

洋服代を抑える5つのコツ

洋服代を抑えながらもファッションを楽しむことは可能です。例えば、以下のような方法で洋服代を節約できます。
 

・セール品やアウトレットを狙う

多くのショップでは、夏と冬のボーナスの時期など、定期的にセールを実施しています。タイミングによっては定価よりも大幅に値引きされた価格で洋服を手に入れられるでしょう。また、近隣のアウトレットパークを利用するのも手です。
 

・貯めたポイントを洋服代に使う

ネット購入などの際には、ポイントが貯まることが多いです。例えば、AmazonのAmazonポイントやマルイウェブのエポスポイントなどで貯めたポイントを洋服代に使うことで、新作もある程度お得に手に入れられます。
 

・フリマアプリで安く手に入れる

中古品を着ることに抵抗がなければ、メルカリなどのフリマアプリで安く購入するのも良いでしょう。中古品といっても、探せば新品に近い状態のものもあります。人によっては、値下げなどの交渉にも柔軟に応じてくれます。
 

・衝動買いを避ける

衝動買いを避け、本当に必要な服か、着回しできそうかを冷静に見極めることも節約につながります。また、購入前には必ず試着をして、自身の体型に合っているか、イメージした着こなしができそうかなどをチェックしましょう。
 

・洋服の手入れをする

着用後に汚れやシワを落とすなど、適切な手入れを行うことで、洋服を長くきれいに着られます。シーズンオフの洋服の保管にも気を付け、虫やカビなどから洋服を守れば買い替えの頻度が減るでしょう。
 

服にお金をかけるならそれ以外の支出を減らしてバランスを取ろう

平均と比較すると月2万円の洋服代は高めですが、どこにお金をかけたいかは人それぞれです。
 
また、収入によっても月にかけられる洋服代は大きく変わってきます。生活を圧迫しているのでなければ、月に2万円程度を洋服代に使ってもかまわないでしょう。洋服代に多くのお金をかける分、食費や家賃を節約して、家計のバランスを取るのも1つの手です。
 

出典

MoneyGeek 「洋服代などファッションにかけるお金は月平均5,141円！男女・年代別に1,200人調査」

 
執筆者：FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー