更新日: 2023.10.19 その他暮らし

毎日残業続きで、湯船で「寝落ち」しそうになります。平日はシャワーだけにしたほうが良いでしょうか? 節約にもなって良いですか?

毎日残業続きで、湯船で「寝落ち」しそうになります。平日はシャワーだけにしたほうが良いでしょうか? 節約にもなって良いですか?
湯船につかることで疲れがとれたり、リラックスできたりといった話はよく耳にするのではないでしょうか。ただ、リラックスするあまりに湯船で寝てしまっては危険ですし、のぼせることもあるため、避けたほうがいいでしょう。
 
それでは、忙しい平日はサッとシャワーを浴びるだけのほうが良いのでしょうか。そこで、本記事では湯船につかる場合とシャワーのみの場合について、水道光熱費も含めて比較・解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

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湯船とシャワーの水道光熱費とは

1日の疲れを取ろうとしているのに、平日が仕事などで忙しく、疲れから湯船で寝落ちしてしまうほどであれば本末転倒ですし、節約する意味でもシャワーにするのも1つの方法です。では、湯船とシャワーそれぞれの水道光熱費はどの程度なのでしょうか。1人暮らしを想定して算出しました。
 

・湯船に入る場合の水道光熱費

湯船にお湯をためると水の量は1回当たり約200リットル、水道料金は1リットル当たり0.2円として「200リットル×0.2円=40円」です。ガス代はお風呂1回当たりプロパンガスで約150円、都市ガスで約55円必要になります。ここから計算すると、プロパンガス使用で1回当たり190円ほど、都市ガス使用で1回当たり95円ほどです。
 

・シャワー1回当たりの水道光熱費

シャワー1回当たりの水道料金は、何分程度使用するのかによって異なります。15分ほど使用した場合、使用する水の量は約180リットルです。この場合、水道料金は「180リットル×0.2円=36円」となります。
 
シャワー1回当たりのガス代はプロパンガスで約135円、都市ガスで約49円です。つまり、シャワー1回当たりの水道光熱費はプロパンガス使用で約171円、都市ガス使用で約85円になります。
 

お風呂とシャワーそれぞれのメリット・デメリット

湯船につかる場合とシャワーを浴びる場合、それぞれメリット・デメリットがあります。
 

・湯船につかるメリットとデメリット

湯船につかることで血流やリンパの流れが改善されるため、身体の冷えを解消することにつながります。また、新陳代謝が高まることから、全身に酸素や栄養素が運ばれて疲労回復やリラックスできる点がメリットです。
 
一方、デメリットは入浴前後の温度差で血圧が上昇したり、長風呂によって体温が上がりすぎたりする可能性がある点といえます。長風呂好きな人もいますが、湯船につかる時間は10~15分程度にしましょう。
 

・シャワーのメリットとデメリット

湯船ほどではありませんが、シャワーを浴びるだけでもリラックスしたり、良質な睡眠がとれたりする効果が期待できます。シャワーで汗や汚れを流すと、気持ちを落ち着かせる副交感神経が活発になるからです。朝など時間短縮でサッと汗を流せる点もメリットといえます。
 
デメリットは湯船につかるほどの疲労回復ができない点です。毎日ではなくても、週に1回程度は湯船につかって疲労回復をするのも良いでしょう。
 

その日の気分や体調でお風呂とシャワーを使い分けるのがおすすめ

湯船につかると、新陳代謝が上がることでリラックスや疲労回復につながります。疲れたあまりに、湯船の中で寝落ちてしまうのは危険です。
 
シャワーだけでもリラックス感を得ることが期待できるため、平日はシャワー、週末は湯船につかると使い分けるのも1つの方法です。その日の気分や疲れ具合など、自分に合った使い方をしましょう。ただ、頻繁に寝落ちたり、疲労が続いたりする場合は病気の可能性もあるので、病院などで診てもらうようにしましょう。
 

出典

厚生労働省 いま知りたい水道

 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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