「ディズニーランド」のチケットが10月から値上げ！値上げの金額や理由、安く入る方法について解説

2023年10月から、東京ディズニーランド（および東京ディズニーシー）の入園チケットが値上げされました。時期によっては大人1デーパスポートが1万円を超える価格となり、ショックを受けた人も多いかもしれません。

本記事では、東京ディズニーランドのチケットの値上げの理由や実際の金額、安く入園する方法について解説しています。

執筆者：FINANCIAL FIELD編集部（ふぁいなんしゃるふぃーるどへんしゅうぶ）

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

▼

1 10月からディズニーランドのチケットが値上げ
2 値上げの理由
3 ディズニーランドに安く入園する方法
4 まとめ

10月からディズニーランドのチケットが値上げ

東京ディズニーランドの入園チケットの金額は、訪れる日と年齢によって決められています。2023年10月以降と、それ以前の1デーパスポートの金額は図表1のとおりです。

図表1

	以前	2023年10月以降
大人　（18歳以上）	7900円～9400円	7900円～1万900円
中人　中学・高校生　　　（12～17歳）※1	6600円～7800円	6600円～9000円
小人　幼児・小学生　　　（4～11歳）※2	4700円～5600円	4700円～5600円

※1 18歳の高校3年生は、高校を卒業する年の3月末まで中人料金が適用
※2 12歳の小学6年生は、小学校を卒業する年の3月末まで小人料金が適用
東京ディズニーリゾート10月1日入園分以降のパークチケット変動価格帯について　を基に作成

小人の価格は変わっていないものの、中人と大人は価格の幅が広がり、実質的な値上げといえます。

値上げの理由

公式ページによると、今回の価格見直しの理由は入場者数を平準化することです。入場者数が極端に多い日では、待ち時間が長くなったり、きめ細かいサービスを受けづらかったりといった弊害が発生しかねません。人が訪れやすい土日や長期連休の価格を高く設定し、逆に平日は安く設定することで、入場者数の平準化を図ろうとしているのです。

また、ディズニーシーでは「アナと雪の女王」、「塔の上のラプンツェル」、「ピーター・パン」をモチーフした新エリアが準備中です。新エリアの工事には多大な費用が必要ですし、オープン後の維持管理にもお金がかかります。新エリアの影響も、価格見直しに影響を与えた可能性は十分考えられるでしょう。

ディズニーランドに安く入園する方法

実質的に値上げしてしまったディズニーランドの入園料ですが、安く入る方法もいくつかあります。例えば、休日の15時からの「アーリーイブニングパスポート」では、大人の入園料は6500円～8700円です。

同じように、平日の17時から入れる「ウィークナイトパスポート」や、オフィシャルパークファンクラブ「ファンダフル・ディズニー」のメンバーが対象日限定で入園できる「ファンダフル・ディズニー・パスポート」でも、通常よりも安い入園が可能です。

500株以上保有している株主は、優待制度としてディズニーランドまたはディズニーシーのどちらかで利用可能な1デーパスポートを受け取れます。

また、遠方から航空券や宿泊が伴う場合、旅行会社などが提供するパックプランでも、個別に宿泊代と入園料を支払うよりもトータルの金額が安くなる場合があります。