更新日: 2023.10.25 その他暮らし

毎日の買い物で節約! レジ袋をやめてエコバッグを活用したら1ヶ月いくらお得になる?

毎日の買い物で節約! レジ袋をやめてエコバッグを活用したら1ヶ月いくらお得になる?
2020年7月、国の施策として、全国で一斉にレジ袋の有料化が開始されました。現在、スーパーやコンビニ、ドラッグストアなどでは、プラスチック製のレジ袋を利用したいときは料金を支払って購入する必要があります。有料化に伴い、多くの人が使い始めたのがエコバッグです。
 
本記事では、レジ袋の利用をやめてエコバッグを持つようにすると、どのくらいお得になるのかを紹介します。
 
エコバッグを利用するメリットや、レジ袋の有料化が開始された理由などにも触れますので、エコバッグを活用して節約したいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
FINANCIAL FIELD編集部

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レジ袋を1ヶ月使い続けた場合の費用

有料対象のレジ袋は1枚当たり1円以上に設定するよう義務付けられました。現在では、レジ袋のサイズによって価格を変えている小売業もあります。では、商品を購入するたびにレジ袋を購入した場合いくらくらいになるのでしょうか。
 
レジ袋をサイズによる価格の違いも加味して、今回はレジ袋を2~5円で購入できると想定して計算します。買い物は2日に1回、月15回おこなうとして、レジ袋は毎回1枚購入する想定です。

2円×15回=30円/月
5円×15回=75円/月

レジ袋を買い物のたびに購入すると、1ヶ月で「30~75円」ほどかかります。さほど購入費用は高くないと感じる方もいると思いますが、1年間で360~900円、10年間だと3600~9000円の出費です。レジ袋を購入するお金でちょっとしたスイーツや、いつもより高めのお肉を買うこともできます。
 

エコバッグに替えた場合の費用を比較

次に、レジ袋を買うのをやめ、エコバッグに切り替えた場合はどうでしょうか。エコバッグは100均でも購入できます。また使い捨てではないため、一度購入したら破れたり紛失したりするまで使い続けられます。
 
そのため、2ヶ月使い続ければレジ袋を毎回購入するよりもお得に買い物ができるでしょう。1回の買い物でレジ袋にかかる数円は小さく感じるかもしれませんが、積み重ねれば大きな金額になります。エコバッグを利用して、買い物時のレジ袋購入を控えて節約してみるのもよいでしょう。
 

買い物でエコバッグを利用するメリット

こちらでは、買い物時にエコバッグを活用するメリットを紹介します。
 

たくさん荷物が入る

エコバッグは、さまざまなデザインや形のものが販売されています。たくさん荷物を入れたい方は、100均のエコバッグでは破れないか心配にもなるでしょう。袋を一つにまとめて商品を運びたい方は、丈夫なエコバッグを選びましょう。
 
また、オシャレなデザインのエコバッグを購入すれば、ファッション感覚で楽しみながら重たい荷物を持ち運びできます。
 

環境へ配慮できる

エコバッグを利用しレジ袋の購入を控えると、プラスチックごみの削減を手助けできます。また、レジ袋の製造や廃棄のタイミングで排出されるCO2の削減にも役立ちます。レジ袋の大量廃棄による環境問題の悪化を防ぐためにも、エコバッグの利用がおすすめです。
 

レジ袋が有料化された理由

レジ袋有料化の背景にあるのは、深刻な環境問題です。そのなかの海洋汚染対策として、レジ袋の有料化が始まりました。
 
レジ袋に使われるプラスチックは、自然に分解されることがありません。そのため、廃棄されて海に流れ出てしまうとウミガメやクジラ、イルカなどの海洋生物がレジ袋を誤って食べて死んでしまう場合もあります。そのようなことが繰り返し起きれば、生態系に影響を及ぼしかねません。
 
プラスチックは長い年月をかけても分解されず、砕けて細かくなるだけです。細かくなったプラスチックも魚は食べてしまい、そのプラスチックを食べた魚を最終的に人間が食べることで、人体にも影響を及ぼすとして世界的に問題視されているのです。そのため、プラスチックごみの廃棄を減らす取り組みの一環として、レジ袋の有料化が開始されました。
 
また、温室効果ガスも削減できることから、地球温暖化の防止につながると期待されています。政府ではレジ袋の有料化について、環境問題の解決への第一歩として消費者のライフスタイルの変革を促すことが目的としています。
 
なお、「プラスチックのフィルムの厚さが50マイクロメートル以上」「海洋生分解性プラスチックの配合率が100%」「バイオマス素材の配合率が25%以上」のレジ袋は有料化の対象外です。
 

まとめ

本記事では、レジ袋を1ヶ月購入した際の費用を算出してみました。
 
エコバッグを常備してレジ袋を控えることで地球環境を守ることにもつながるため、地球にもお財布にも優しい買い物を心掛けるとよいでしょう。
 

出典

経済産業省 プラスチック製買物袋の有料化
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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