更新日: 2023.10.26 その他暮らし
自宅で金魚を飼うか熱帯魚を飼うか夫とケンカになりました。熱帯魚は「電気代」が高そうで不安です。
今回は一般家庭で主に使われる45センチメートルの水槽を使うことを前提に、金魚と熱帯魚の飼育コストやそれぞれのメリット・デメリットを比較します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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金魚も熱帯魚も飼育にはコツが必要
金魚と熱帯魚の飼いやすさを比較すると、ヒーターが不要であり子どもでも世話ができることから、金魚のほうが一見容易に思えます。
しかし、金魚も熱帯魚も日々生態のコンディションを見極めて適切な世話が必要です。いずれも飼育方法を確認して必要な用品を確実にそろえましょう。金魚の場合は適切なサイズの水槽、熱帯魚の場合は温度を正しく管理するヒーターが必要です。
金魚を飼うメリット・デメリット
それでは、一般家庭で金魚を飼うメリット・デメリットを解説します。
メリット:特殊な設備が不要
金魚は縁日でよく売られているように、シンプルな設備のみで飼育できる生き物です。
最低限、水槽とエアポンプさえそろえれば、一般家庭でも低コストで長い期間にわたって飼育できます。塩素中和剤を別途使用することで、水道水から塩素を抜くカルキ抜きも省略可能です。
特殊な設備が不要なため、月々の電気代がそれほどかからず、子どもたちだけでも安全に面倒を見られます。
デメリット:成長が早い
金魚は成長が早い生き物です。卵から育てた場合、5日程度でふ化し、3~4ヶ月程度で成魚まで成長します。品種や水槽のサイズによっては最大で30センチメートル前後まで成長するため、小さい水槽で飼っている場合は、水槽のサイズ変更が必要です。
はじめから余裕を持ったサイズの水槽で飼育すると金魚にとってストレスがなくなり、長い期間にわたって飼育できます。そのため、一般家庭で金魚を飼うなら余裕のある45センチメートル水槽がおすすめです。
熱帯魚を飼うメリット・デメリット
次に、熱帯魚を飼育するメリット・デメリットを解説します。
メリット:カラフルで美しい
熱帯魚の魅力は見た目の美しさです。金魚にもカラフルな品種はありますが、熱帯魚のほうがバリエーションは幅広く、泳いでいる様子を見るだけで心が癒やされます。
デメリット:維持費用がかかる
熱帯魚は、金魚と比較して飼育コストが割高です。例えば、水温を一定に保つためにヒーターが必須です。
また、ヒーター以外に必要な設備としては、以下のアイテムが挙げられます。
・エアポンプ
・ろ過装置(フィルター)
・カルキ抜き
・クーラーやファン(夏場のみ)
・照明器具
最低限の設備でも熱帯魚を飼育できますが、設備を充実させるほど、熱帯魚にとって過ごしやすい環境を整えられます。
ヒーターやエアポンプの性能をグレードアップさせたい場合は、トータルコストはさらに引き上げられるでしょう。
金魚と熱帯魚を同じ水槽で飼うのは可能?
環境次第では金魚と熱帯魚は同じ水槽で飼育可能です。ただ、大型の熱帯魚や、小型でも種類によっては金魚を食べてしまうため、金魚を食べない熱帯魚を組み合わせる必要があります。
金魚と熱帯魚はもともとの生育環境が異なるため、基本的には別々の水槽で飼育するのがおすすめです。
出典
エバーグリーン・マーケティング株式会社 水槽用ヒーターにかかる電気代はどのくらい?節約方法も解説
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー