「物価高騰」の影響で高校生の「お小遣い」が減少!うちは月5000円ですが、平均はどのくらいですか?

配信日: 2023.10.26

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「物価高騰」の影響で高校生の「お小遣い」が減少!うちは月5000円ですが、平均はどのくらいですか?
子どものお小遣いに関して、悩んでいる家庭もあるでしょう。株式会社リクルートの「高校生お小遣い実態調査2023」によると、物価高騰の影響により、高校生のお小遣い平均額は、2022年よりも632円減少していることが分かりました。
 
そこで今回は、高校生のお小遣い事情についてまとめました。子どもにいくらお小遣いを渡したらよいか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
FINANCIAL FIELD編集部

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高校生のお小遣い平均金額

前出の「高校生お小遣い実態調査2023」によると、高校生のお小遣い平均金額は、月額で4950円とのことです。昨年の平均は月額で5582円であったため、632円減少したことが分かります。
 
さらに「生活の中で物価上昇やインフレの影響を感じますか?」という質問に対して、「感じる」と答えた高校生の割合は、85.2%にもおよびました。お菓子や食事などの値上がりに加えて、プリクラ(プリント倶楽部)やコスメの値上がりに対して、痛手を感じているようです。
 

今のお小遣いに満足している高校生は約55%

昨年よりも減少が見られたお小遣いですが、同調査にて、今の金額に満足している高校生は55.1%いることが分かりました。昨年の満足度は62.9%だったことから、物価高騰の影響を受けて、お小遣いに対する満足度もやや減少が見られます。
 
「満足」と答えた理由には、以下のものがありました。
 

●やりくりするのにちょうどいいから
●決まった額をもらって、そのお金をいかに有効に使えるか、どれだけ貯金できるかを考えるのは楽しいし、将来的に、一人暮らしとかでも役立つから
●生活するときに不自由はかんじることがないしお金の管理ができるから

 
高校生にもなると、しっかりと自分でお金の管理を工夫しており、もらったお小遣いをうまくやりくりできているようです。「将来のため」と前向きに捉えることで、物価高騰に対してもうまく対応できているのかもしれません。
 

毎月のお小遣いは年いくらの出費になるのか

子どもにとってのお小遣いはとても貴重なお金ですが、親としては毎月の決まった出費となります。平均額である4950円を毎月渡すとすると、年に5万9400円、高校生の子どもが2人いれば、11万8800円にもなります。
 
家庭の経済状況によって、子どものお小遣いには多少差があるでしょう。子どものお小遣いを減らさないためにも、逆算して家計を管理することが大切です。
 

子どもはお小遣いをしっかりとやりくりできている

物価高騰の影響により、子どものお小遣いを減らさざるを得ない家庭もあるかもしれません。実際に昨年よりも、お小遣いの平均額は減少していることが分かりました。
 
しかし子どもは、もらったお小遣いのなかでうまくやりくりできており、半数以上は満足感を得ているようです。
 
お小遣いの金額や与え方は、各家庭によって異なるでしょう。親子で話し合って、お互いが納得する方法を選択することが大切です。
 

出典

株式会社リクルート 高校生お小遣い実態調査2023

 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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