更新日: 2023.11.08 子育て
私には小学生の子どもがいるのですが、お小遣いは月に500円です。これって普通ですよね?
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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今どきの小学生はいくらお小遣いをもらっている?
ARINA株式会社が運営する「おうち教材の森」が2022年3月3日に行ったアンケート調査によると、小学生の子どもにあげるお小遣い(月額)は0円と回答した人が最も多く70人でした。次いで500円と回答した人が54人、1000円と回答した人が34人となっています。何かとお金が必要となる中学生とは異なり、その家庭の教育方針によってもお小遣いの有無は異なるようです。
・0円と回答した理由
小学生の子どもにお小遣いを渡さない理由としては、1人で買い物に行く機会がないという回答が多数派でした。
昔とは異なり物騒な事件も多いため、子どもに1人で行動をさせたくないという保護者の方は少なくありません。1人で出掛ける機会がなければ、お金が必要になったときにのみお小遣いを渡せば事足りるでしょう。子どもが特に求めてこない場合は、中学生以降にお小遣いを渡すことを検討してもよいかもしれません。
・500円と回答した理由
小学生の子どもに毎月500円のお小遣いをあげる理由としては、ちょうどよい額だからという声があがっています。親と買い物に行く機会が多い年齢なので、無駄遣いをし過ぎない金額に抑える家庭も多いようです。500円くらいならお菓子代や文具代、交通費にもなるため、友だちと遊ぶときに困る心配もないでしょう。
・1000円と回答した理由
小学生の子どもに毎月1000円のお小遣いをあげる理由としては、管理できるからといった意見や、買いたいものを買える金額だからといった意見がみられました。物価が高騰しているので、昔とは異なりお菓子を買うにしても文具を買うにしてもお金がかかります。金額に余裕をもって、毎月1000円のお小遣いを渡す家庭もあるようです。
各家庭で話し合うことが大切!
上述したように各家庭で子どもにお小遣いをいくら渡すか、ルールは異なるようです。お小遣いの額が不足していたり、あげ過ぎていたりしないか不安な場合は、お子さんとお小遣いの使い道について話し合う必要があります。
もしも、使い道がお菓子やジュースであれば500円程度あれば足りるでしょう。しかし、おもちゃや漫画といった趣味に使いたいと考えているなら、500円では足りない可能性もあります。趣味に使うお金はお小遣いから捻出すべきか、親がその都度支払う必要があるか、子どもと話し合っておくとお小遣いが不足するという事態は避けられます。
お小遣いをあげるときはルールを決めよう
子どもにお小遣いを渡すときは、各家庭でルールを決めておくことが大切です。子どもが納得しているなら中学生までお小遣いを渡さないという選択肢もありますが、そうでなければ何にどのくらい使ってよいかを決めておく必要があります。お小遣いはお金の大切さを学ぶきっかけにもなるため、各家庭で話し合って双方が納得できる額にしましょう。
出典
おうち教材の森 【調査結果】小学生の子どもにあげる毎月のお小遣い額は?1位は『0円』!
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー