飲み放題で元を取るなら「ビール」を飲むべき? 定番メニューの原価についても解説

配信日: 2023.11.28

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飲み放題で元を取るなら「ビール」を飲むべき? 定番メニューの原価についても解説
居酒屋で飲み放題といえば、アルコールやソフトドリンクを好きなだけ飲める人気のメニューです。歓迎会や送別会、会社の飲み会や女子会などなど幅広く活用されており、よく利用するという人も多いでしょう。
 
とはいえ、「飲み放題ってどれくらい飲めば元を取れるの?」「飲み放題のメニューで原価が高い飲み物ってなに?」といった点が気になる人もいるのではないでしょうか。
 
本記事では飲み放題で元を取るには何杯飲めばよいのかなどについて解説しています。
FINANCIAL FIELD編集部

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飲み放題で元を取るのは大変!

結論からいうと、飲み放題で元を取るのは非常に大変です。「元を取る」にもいろいろな考え方はありますが、ここでは飲み放題の金額を、飲み物の原価を考慮したうえで何杯飲めば達成できるのか見ていきます。
 
飲み放題の金額はお店や時間によってさまざまです。一般的に、2時間で1500円~2000円くらいの場合が多いため、今回は1500円を基準に見ていきます。
 
飲み放題メニューの定番はビール、ハイボール、カクテルなどですが、その原価はだいたい下記のとおりです。

・ビール:150~200円
・ハイボール:30~50円
・酎ハイ、カクテル:20~150円
・ソフトドリンク:5~10円

仮に最も原価が高いビール(200円)ばかりを注文したとしても、1500円分飲むには8杯注文する必要があります。2時間で8杯ということは1時間で4杯、15分で1杯です。お酒が強い人なら不可能ではないかもしれませんが、なかなかのハイペースです。
 
もしもお酒を飲まない人であれば、ソフトドリンクオンリーですので、原価10円だとすると150杯飲む必要があります。こちらは1分に1杯以上飲まなければなりませんので、注文時間を考慮すると、元を取るのはほぼ不可能といってよいでしょう。
 

飲み放題と単品で迷ったらなにを基準に決めたら良い?

もしも飲み放題と単品注文で迷った場合、なにを基準に決めたら良いでしょうか。金銭面で考えるとしたら、「何杯飲めるか」がやはり大切です。
 
例えば、2時間2000円の飲み放題か単品注文かで迷った場合、2時間で2000円分以上飲む気があるなら飲み放題、厳しければ単品注文です。仮にビールが単品で500円だとすると、ビールを4杯以上飲むつもりなら、飲み放題の方がよいかもしれません。
 
また、飲み放題はメニューが限定されがちです。日本酒が好きだけど飲み放題には無いといった場合などは、単品注文を選んだ方が好きなお酒を楽しめるでしょう。
 

飲み放題にはメリットがいっぱい

仮に元は取れないとしても、飲み放題にはさまざまなメリットがあります。
 

いくら払うのか気にせずに飲める

お酒を飲んで気分が良くなっている時でも、ふと「お金大丈夫かな」「これを頼むと高くなっちゃうな」と思ったことのある人は多いのではないでしょうか。
 
しかし、飲み放題ではいくら飲んでも金額は同じです。そのため、いくら払うのかは気にせずに、メニューの中から好きなだけ楽しむことができます。
 

会計しやすい

少し幹事目線で考えると、特に大人数の場合、単品ばかりの注文だと会計が大変です。年齢層も好みもバラバラの人がいて、しかもお酒が入った後に会計を平等にするのは一苦労でしょう。
 
一方、飲み放題であれば価格が決まっているため、食事の前から集金ができたり、会計までの流れをスムーズにできたりします。友達同士の飲み会でも、誰がいくら払うかなどでもめるトラブルも避けることができるでしょう。
 

だらだらと会が続かない

飲み会は、時にだらだらと長引き、一部の人だけが盛り上がってしまうような場合もあります。そういう時、早く切り上げたいと思っていてもなかなか切り出しづらいものでしょう。
 
しかし、飲み放題では基本的には時間が決められています。会の始めから終わりまでのスケジュールが明確なので、いつまでも会を終わらせられないということはないでしょう。
 

まとめ

飲み放題で元を取るには、ビールや原価が高そうなカクテルなどを注文するのがよさそうです。とはいえ、原価率が高い飲み物だとしても、元をとるのは簡単ではありません。
 
あえて原価が高い飲み物を選ぶのも良いですが、あまり気にせずに好きな飲み物とおいしい料理を楽しんでも良いでしょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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