更新日: 2023.11.29 その他暮らし
友人の結婚式が「3回連続」であります。出席したいですが、ご祝儀「計9万円」はしんどいので、少なくしても問題ないでしょうか?
そこで本記事では、ご祝儀の相場や相場よりも少なくしたい場合の対策について解説していきます。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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ご祝儀の相場は友人だと3万円
「ゼクシィ結婚トレンド調査2023」によると、ご祝儀の相場は友人や上司、親族などで異なります。友人だと3万円から4万円未満の人が98%となっており、ほとんどの人が3万円ほどを包んでいるようです。
上司は5万円から10万円未満の人が59.3%で最も多く、3万円から5万円未満の割合が33.9%で続きます。上司の場合は5万円以上が相場のようですが、3万円ほどで済ませる人も一定数いるようです。
また、親族の場合は5万円から10万円未満が58.9%、次いで10万円以上が28.8%です。親族は友人や上司と比べてご祝儀の相場が高くなっていることがわかります。関係性でご祝儀の相場は異なるので、ご祝儀を包む際は参考にしてください。
ご祝儀で知っておきたいマナー
ご祝儀で知っておきたいマナーとしてはお札の金額や枚数です。一般的には偶数よりも奇数の方が良いと考えられ、3万円や5万円を包む場合が一般的となっています。
基本的に偶数枚のお札になると「割り切れる=別れる」が連想されるため、結婚式では縁起が悪いとされています。このことから2万円や4万円などをご祝儀に包むことは避けられてきました。しかし、偶数の金額だったとしても、例えば1万円札1枚と5000円札2枚で2万円とする場合は問題ありません。お札の枚数が3枚になり、偶数枚でなくなるからです。
3万円未満のご祝儀はマナー違反?
結婚式が立て続けに3回ある場合は、ご祝儀の相場は3万円なので合計9万円の出費になります。経済的に負担が大きいため、3万円未満を包むことも検討したいところでしょう。前述のように2万円といった偶数の金額でもお札の枚数を奇数にすることで縁起が悪くはなりませんから、奇数でいいのであれば1万円でもよいように思う人もいるでしょう。
しかし、ご祝儀の額が低すぎると新郎新婦に負担をかけてしまうこともあります。引き出物の平均は5800円、披露宴やウエディングパーティーの料理・飲み物の費用は平均で2万2000円、合計で2万7800円になります。
ご祝儀は出席者の「気持ち」を表すものなのですから新郎新婦の経済的な負担を考慮した金額にしたほうがよいといえるでしょう。そのため、3万円未満にする際は引き出物や料理・飲み物の合計額2万7800円から大きな差がない金額にすることをおすすめします。ご祝儀は少なくとも2万円ほどは用意したほうがよいでしょう。
マナーや新郎新婦に配慮してご祝儀を包みましょう
結婚式が立て続けにあったり、ほかの出費が重なったりしてご祝儀を包むのが困難な場合もあると思います。そのような場合は、ご祝儀を少なくすることも選択肢の1つです。
ご祝儀はあくまで出席者の「気持ち」を表すものなので、少ないからといって非難されるものではありません。ただし、ご祝儀を相場よりも少なくする際は、お札の枚数のマナーや新郎新婦の負担には配慮するようにしましょう。
出典
株式会社リクルート ゼクシィ結婚トレンド調査 2023
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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