更新日: 2023.12.12 その他暮らし
賃貸マンションに備え付けの「エアコン」が故障…!修理代は「自費」になる?
![賃貸マンションに備え付けの「エアコン」が故障…!修理代は「自費」になる?](https://financial-field.com/wp/wp-content/uploads/2023/12/shutterstock_2259633099.jpg.webp)
そこで今回は、備え付けのエアコンが故障した場合の対応について解説します。修理代は、貸主と借り主のどちらが負担するのかを確認してみましょう。
![FINANCIAL FIELD編集部](https://financial-field.com/wp/wp-content/uploads/2017/11/39h8jtBb_400x400-e1498208749762.jpg.webp)
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
ファイナンシャルプランナー
FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。
編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。
FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。
このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。
私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。
備え付けのエアコンは賃貸物件の備品・設備に当たる
入居前から備え付けてあったエアコンは、基本的には賃貸物件の備品・設備に当たり、貸主のものとなります。そのため、備え付けのエアコンが故障した際の修理代は、原則貸主が負担します。
備品や設備が故障した場合の対処法は、契約書に記載がありますので、まずはどのような決まりとなっているかを確認しましょう。
【PR】おすすめの住宅ローン
【auじぶん銀行の注意事項】
※金利プランは「当初期間引下げプラン」「全期間引下げプラン」の2種類からお選びいただけます。
ただし、審査の結果保証会社をご利用いただく場合は「保証付金利プラン」となり、金利タイプをご選択いただけません。
※固定金利特約は2年、3年、5年、10年、15年、20年、30年、35年からお選びいただけます(保証付金利プランとなる場合は、3年、5年、10年に限定されます)。
金利タイプを組合わせてお借入れいただくことができるミックス(金利タイプ数2本)もご用意しています。 お申込みの際にご決定いただきます。
※ただし、審査の結果金利プランが保証付金利プランとなる場合、ミックスはご利用いただけません。
※審査の結果によっては保証付金利プランとなる場合があり、この場合には上記の金利とは異なる金利となります。金利プランが保証付金利プランとなる場合は、固定金利特約が3年、5年、10年に限定されます
・変動金利について
※2024年7月現在・本金利プランに住宅ローン金利優遇割を最大適用した金利です。
※J:COM NET優遇割・J:COM TV優遇割は戸建のみ対象
※ J:COM NET優遇割、J:COM TV優遇割、コミュファ光優遇割は適用条件充足後、3ヶ月後から適用開始となります。
状況によっては修理代が借り主負担となることも
備え付けのエアコンが故障した際の修理代は、原則貸主の負担とお伝えしましたが、状況によっては借り主が負担しなければならないケースもあるようです。具体的には以下のような状況に該当する場合です。
・貸主へ連絡せず勝手に修理した
・故障の原因が明らかに借り主側にある
・エアコンが残置物であった
エアコンを含む備品・設備は、経年変化や日常生活によって消耗や故障が考えられます。そのため普通に使用していて故障してしまった場合には、修理代は貸主の負担になることがほとんどのようです。
しかし、借り主による管理不足(掃除を怠った、乱暴に扱ったなど)が原因の場合には、修理代は借り主が負担しなければならない可能性が高いでしょう。
さらに修理を依頼する際、まずは貸主へ連絡をする必要があります。現状の把握や原因の特定を行い、貸主が修理の依頼を進めます。勝手に修理してしまうと、あとから修理代を請求できないこともあるため注意しましょう。
また、備え付けのエアコンが「残置物」であった場合には、貸主のものではないので修理代は借り主負担となります。残置物とは、前の住人が置いていったものであり、使用上の責任は借り主に発生します。契約書に残置物について記載されていますので、契約内容を確認しましょう。
備え付けのエアコンが故障した際の対処法
貸主のものである備え付けのエアコンが故障した場合、以下の手順で話を進めるといいでしょう。
・故障しているのかを自分で確認する
・貸主(管理会社や大家)に連絡する
・立ち会いのもとエアコンを確認する
・貸主が修理を依頼する
・修理してもらう
まずはエアコンが本当に故障しているのかを、自分で確認しましょう。リモコンの電池切れや、フィルターや室外機が汚れていないかなどをチェックします。一通り確認してなお故障して動かない場合には、貸主に連絡します。
エアコンの状態を確認したのち、貸主が修理の依頼をするので、お任せして問題ありません。詳しい対応は、契約書を確認してください。
備え付けのエアコンの修理代は原則貸主が負担する
備え付けのエアコンが故障した際の修理代は、原則貸主の負担であるようです。しかし状況によっては、借り主が負担しなければならないケースもあります。
エアコンが故障してしまったら、まず契約書に記載されている対応を確認して、その指示に従いましょう。この際、勝手に自分たちで修理を依頼するのではなく、必ず貸主(管理会社や大家)に連絡をしてください。
出典
東京都住宅政策本部 賃貸住宅トラブル防止ガイドライン
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー