更新日: 2023.12.13 その他暮らし

「30%引き」などの計算がその場でできません…何か簡単な計算方法はあるのでしょうか?

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

「30%引き」などの計算がその場でできません…何か簡単な計算方法はあるのでしょうか?
お店でよく見る「〇%引き」の割引表示ですが「実際いくらになるの? 」と迷う方もいらっしゃるでしょう。このような値引きの場合、割引後の価格が記載されていないケースも多くあります。
 
そこで今回は、割引後の価格がいくらになるのかを計算する方法をご紹介します。大体の金額が分かると、本当にお得なのかを把握しやすくなるでしょう。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

「〇%引き」を計算機で算出する方法

スマートフォンをお持ちであれば、計算機を使うのが正確かつ簡単です。1000円の30%引きの場合、値引き後の価格を出すには「1000×0.7」で計算して700円となります。
 
パーセントボタンがある計算機なら「1000-30%」で値引き後の価格が表示されます。なお「1000×30%」だと、いくら値引きされたのかが確認できますので通常価格よりもどのくらいお得なのかが一目瞭然です。
 

計算機がないときの計算方法

スマートフォンを持たずに買い物に行くケースもあるでしょう。その場合には、数字を分解して計算すると分かりやすいです。
 
前述した例と同様に、1000円の30%引きを計算する場合、まずは1000円の10%引きを計算します。すると100円になるので、「100×3」をすればいくら値引きされるのかが分かります。値引き元が1000円ならば暗算でも計算しやすいと思いますが、数字が複雑になると難しくなるでしょう。
 
例えば3950円の30%引きだと、暗算で計算するのは難しくなります。その場合には、キリのよい数字で考えてみましょう。商品価格を4000円として、まずは10%の価格を計算します。4000円の10%は400円ですので「400×3」をして約1200円の値引きになることが分かります。
 
このように数字を分けたり、キリのよい数字に変えたりすると暗算でもおおよその値引き金額が把握できるでしょう。
 

「〇%引きからさらに〇%引き」には注意!

割引されている商品のなかには「〇%引きからレジにてさらに〇%引き」と記載されているパターンもあります。この場合勘違いしやすいのが、〇%を合計してしまうことです。
 
例えば、5000円の商品に「表示価格から30%引き! さらにレジにて20%引き」と記載されていたとします。このとき、結果的に「50%引き」と解釈して、2500円になると考えてしまうのは間違いです。
 
実際に上記の条件で計算してみましょう。まず、5000円の30%引きが3500円です。さらにレジにて、3500円から20%が引かれて結果的に2800円となります。
 
このように間違った解釈のまま買い物をしてしまうと、思っていたよりも会計が高くなってしまう可能性があるため注意しましょう。
 

「〇%引き」の計算方法が分かればお得に買い物できる

「〇%引き」の計算方法を知ることで実際の金額はいくらなのか、いつもよりもお得なのかが分かります。計算機があれば正確に確認できますが、コツをつかめば暗算でも計算できるでしょう。
 
ただし「〇%引き」と値引きされているからといって、必ずしもお得とは限りません。元の価格が高ければ、実際にはあまりお得ではないケースもあります。
 
値引き後の価格を計算して、本当にお得なのかをチェックすることが大切です。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

ライターさん募集