結婚式の新幹線・ホテル代を「1万円」しか出せません。鹿児島から東京まで来てもらうのに少なすぎるでしょうか…?

配信日: 2023.12.14

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結婚式の新幹線・ホテル代を「1万円」しか出せません。鹿児島から東京まで来てもらうのに少なすぎるでしょうか…?
仲の良い友人の結婚式に招待されて、遠方から参加したのに交通費が少なかったとがっかりする人もいると思います。結婚式は喜ばしいイベントですが、ご祝儀やヘアセット代などがかかり、さらに遠方の場合は交通費や宿泊費がかかるとなると、お金を気にする人も多いでしょう。
 
本記事では、結婚式に来てくれるゲストへの交通費・宿泊費の相場やマナーについて解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

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お車代が必要な遠方のゲストの基準とは?

お車代とは、遠方から結婚式に参加してくれるゲストに対する交通費や、感謝の気持ちを伝えるお礼の意味合いを持つお金のことです。では、遠方の基準とはどこからなのでしょうか。
 
株式会社リクルートが行ったアンケートによると、お車代を渡すかどうかは「交通費の金額」で決める人が31.6%、「会場までの交通手段」で決める人が24.1%という結果になっています。また、宿泊費を負担するかどうかは「会場までの所要時間」で決める人が30.4%、「挙式の開始または終了時間との兼ね合い」で決める人が17.7%という結果になりました。
 
アンケート結果からもわかるように、人によって遠方の基準は異なります。しかし結婚式が開催される地域から参加するゲストが多い中で、遠方からわざわざお祝いに来てくれているゲストに対しては、配慮を欠かさないようにするのが望ましいでしょう。
 

遠方からくるゲストへの交通費・宿泊費の相場はいくらくらい?

次に交通費や宿泊費の相場を見ていきます。一般的に、遠方からのゲストは実際にかかる交通費の全額または半額を出すことがマナー的には望ましいといわれています。ただし、遠方からのゲストが多い場合などには一律に設定するのも1つの手段です。
 
万が一、結婚式の出費がかさむなどしてお車代が渡せない場合や、少額しか負担できない場合は、必ず事前にゲストにその旨を伝えておきましょう。
 
事前に交通費や宿泊費が出ないとゲストが分かっていれば、ゲスト自身で結婚式の参加可否を判断し、納得して結婚式に参加してくれるでしょう。今後もゲストとの関係性を良好に保つためには、「自分がゲストならどういった対応をされたら気持ちよく結婚式に参加できるのか」を考えることが大切です。
 

鹿児島から東京の結婚式に参加した場合、お車代1万円は少ない?

今回は12月に結婚式を行うと仮定して、鹿児島から東京までのおおまかな交通費を見ていきましょう。東京・鹿児島間の往復料金は新幹線なら約5万5000円、飛行機なら約4万円です。半額をお車代として出すとすると飛行機でも約2万円なので、1万円は少ないといえるでしょう。
 
結婚式を冬休みや夏休みといった利用客の多い時期に行う場合は、さらに価格が上がることも予想されます。また、結婚式の時間が早いまたは遅い場合には、別途宿泊費を渡すことも検討しなければなりません。宿泊するかどうかは事前にゲストに確認をし、かつ交通費の相場を確認したうえでお車代や宿泊費の金額を用意するようにしましょう。
 

遠方から来てくれるゲストへのお車代は感謝の気持ちを込めて

遠方からお祝いのためにわざわざ来てくれるゲストへの配慮を欠かしてはいけません。
 
相場よりも低い額しか交通費や宿泊費を出せないのであれば必ず事前に連絡し、それでも参加してくれる場合は引き出物を配送するなど、予算内でできる限りの配慮とおもてなしをしましょう。自分が遠方ゲストの場合にどういうおもてなしをされたらうれしいのか、相手の立場に立って考えることが大切です。
 

出典

株式会社リクルート ゼクシィ 【お車代&宿泊費】渡す? 渡さない? の「境界線」を大調査

 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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