在宅勤務でエアコンを毎日「15時間」くらいつけています。寒いので「電気ストーブ」も使いたいのですが、電気代はどれだけ高くなるでしょうか?

配信日: 2023.12.17 更新日: 2023.12.18

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在宅勤務でエアコンを毎日「15時間」くらいつけています。寒いので「電気ストーブ」も使いたいのですが、電気代はどれだけ高くなるでしょうか?
これまでは出社して仕事をする形が一般的でしたが、コロナ禍をきっかけに働き方が大きく変わり、在宅勤務(テレワーク)をするケースも増えたのではないでしょうか。自宅で過ごす時間が長くなるとエアコンなどをつける機会も増え、電気代が気になるかもしれません。
 
本記事では、在宅勤務でエアコンを毎日15時間くらいつけていて、さらに寒さ軽減のために電気ストーブを使いたい場合、電気代はどのくらい高くなるのかを解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

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エアコンを1日15時間つけると電気代はいくらかかる?

エアコンの電気代は使用時間が長いほど高いイメージも強いかもしれませんが、使用環境や電力会社との契約状況などによって変わるため一概にはいえません。例えば、暖房機能を使い温度を20度に設定した場合、もともとの室温が15度と5度では暖めるために必要なパワーは異なります。
 
空調や化学、フィルタ事業などを手がけるダイキン工業株式会社によると、1時間あたりの電気代の目安は「消費電力(kW)×電気料金単価(円)」によって計算することができます。一般的な電気料金単価は31円/kwhとされており、もともとのエアコンの機能や使用環境などによって消費電力の大きさが変化します。
 
消費電力が500Wの場合、1時間で15.5円、15時間で232.5円です。1ヶ月(30日間)毎日15時間使用すると、電気代は6975円となります。室内がとても寒いなど暖めるパワーが必要になるほど消費電力は上がり1kW程度になることもあります。もし1kWで15時間稼働し続けると465円の電気代が発生する計算です。
 

電気ストーブを15時間つけるといくらかかる?

エアコンだけでは寒いので電気ストーブを併用したいと考える人もいるかもしれません。電気ストーブといっても以下のようにさまざまな種類があります。

●オイルヒーター
●カーボンヒーター
●セラミックファンヒーター
●ハロゲンヒーター
●パネルヒーター

それぞれメリット・デメリットがあるため、電気ストーブを使用する場所や目的に合わせて使い分けることが重要です。
 
部屋全体を暖めるのはエアコンに任せて、電気ストーブで身の回りを暖めたい場合は温風が出るセラミックファンヒーターや遠赤外線を使うカーボンヒーターなどもおすすめです。消費電力はエアコンの場合と同様に使い方などによって変わりますが、450Wから1200W程度の機種が多いと思われます。
 
例えば、700Wの機種を1日15時間、1ヶ月使用する場合、電気代は約9700円かかります。
 
消費電力500Wのエアコンと700Wの電気ストーブを毎日15時間併用し続けると、電気代は合計約1万7000円かかることが分かります。
 

まとめ

本記事では、在宅勤務でエアコンを毎日15時間ほどつける場合、電気ストーブも併用すると電気代はいくらかかる可能性があるのかを解説しました。
 
具体的な金額はエアコンや電気ストーブの機種や製造時期、契約する電気料金プラン、併用時の使用環境などによって大きく変わることもありますが、毎月2万円近くかかると考えると決して安いとはいえないですね。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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