更新日: 2023.12.22 その他暮らし
孫がいくらを食べられるようになり、うちに来る度に「ばあちゃん、いくら丼食べたい」と言っています。食べに行った方がお得なのでしょうか…
本記事では、手作りいくら丼の価格と、外食のいくら丼の価格を紹介するとともに、いくらをお得に購入する方法や選び方のポイントなどを紹介します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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手作りいくら丼と外食のいくら丼の価格
「小売物価統計調査」によると、いくら100gあたりの価格は2231円(税込み)です。飲食チェーン店のなか卯で販売されている天然いくら丼の価格は、並盛で890円(税込み)です。
いくら丼1人前を作るときは、いくらを50~80gほどのせるのがおすすめといわれています。そのため、いくら丼を手作りする場合、50gを使用すると、1人前で約1116円の費用がかかります。
このことから、「小売物価統計調査」でのいくらの価格を参考にすると、外食でいくら丼を食べたほうがお得になると考えられるでしょう。
いくらをお得に購入する方法
自宅に孫が遊びに来たときは、外食に出掛けるよりも自宅で一緒に手作りしながら、わいわい楽しみたい気分のときもあるでしょう。ここでは、いくら丼をお得に購入する方法を3点紹介します。
ネットショップのタイムセールをチェックする
ネットショッピングでは、不定期にタイムセールを実施している場合があります。タイムセールで必ずいくらが安くなるとは限りませんが、食品の価格が安くなっているときはチェックしてみるといいでしょう。
訳あり商品を探す
ネットショッピングでは、高価ないくらも「訳あり商品」として価格を下げて販売されていることがあります。通常よりも小粒ないくらが、訳あり商品として販売されているようです。いくらのサイズ感が気にならない方であれば、お得に購入できる手段といえます。
旬の時季に購入する
いくらが大量に販売される時季、つまり旬の時季になると、価格も安くなる傾向があります。いくらの旬は9月から10月にかけてといわれているため、その時季を狙ってチェックしてみるとよいでしょう。11月に入ると少しずつ漁獲量が減っていき、価格が上昇する傾向があります。
いくらを選ぶ際のポイント
おいしいいくらを選ぶ際は、以下の3点のポイントをチェックしましょう。
産地や加工地を確認する
国内でいくらの産地として有名なのは、北海道や東北地方です。産地で作られるいくらは、原料を近場で早くかつ安く仕入れられるため、高鮮度でボリュームのある製品に加工することが可能です。いくらを選ぶ際は、北海道や青森県、岩手県、宮城県、新潟県などが産地になっているかを確認しましょう。
いくらの親を確認する
いくらの親は、おもにサケやマスです。親が異なることで、卵にも違いが生じます。サケの卵は粒が大きめで味がよく、価値が高い傾向にあります。一方、マスの卵は、粒は小さめですが味がよく、比較的安価で手に入れやすいという特徴があります。
本格的にボリュームのあるいくらを食べたいときにはサケ、手軽にリーズナブルないくらを食べたいときにはマスが親であるかをチェックしましょう。
味付けの方法を確認する
いくらはおもにしょうゆか塩で味付けがされます。しょうゆ漬けは卵のにおいが強かったとしても、ある程度においを抑えて味を調えられるというメリットがあります。万人受けしやすい味といえるでしょう。
一方で塩漬けは、塩のみのシンプルな味付けのため、いくら本来の味を楽しめます。卵独特のにおいを感じることもあるため、通な方向けのいくらといえるでしょう。
自宅でもおいしいいくらを楽しみましょう
自宅でいくら丼を楽しむ場合は、おおよそ1人前で1116円の費用がかかります。なか卯で販売されている天然いくら丼は並盛で890円(税込み)です。外食するほうがお得と考えられますが、大量に出回る旬の時季や、期間限定で安くなるタイムセールを狙ったり、訳あり商品を探したりすると、お得に購入できるでしょう。
また、いくらには、しょうゆ漬けと塩漬けのおもに2種類があり、味や香りに違いがあります。しょうゆ漬けは、卵のクセがしょうゆによって整えられるため、多くの人が好んで食べやすい加工方法です。塩漬けは、卵の独特なにおいが残りやすいため、通な方向きの加工方法といえます。
せっかく自宅でいくら丼を作るならば、お得に購入する方法や選び方のポイントを押さえて、おいしいいくら丼を作って楽しみましょう。
出典
総務省統計局 政府統計の総合窓口(e-Stat)小売物価統計調査(動向編) 表番号2 主要品目の東京都区部小売価格【2022年10月~2023年10月】(2023年10月)「1001 うるち米(単一原料米,「コシヒカリ」)」~「2183 学校給食(中学校)」
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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