更新日: 2023.12.29 その他暮らし

結局、いつになったら新しい紙幣になるの? 紙幣のデザインが変わるきっかけも教えて!

結局、いつになったら新しい紙幣になるの? 紙幣のデザインが変わるきっかけも教えて!
1000円、5000円、1万円の3種類の紙幣が変わるという情報が、しばらく前から出ています。紙幣が新しくなるとは聞いていても、一体いつなのかわからないという人も多いでしょう。どういった点がこれまでの紙幣と変わるのかも気になるところです。
 
そこで今回は、新紙幣の発行予定時期やデザインの特徴、紙幣デザインが変更されるきっかけなどを紹介します。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

新紙幣が発行されるのは2024年

新しい紙幣の発行は、国立印刷局によると、2024年7月3日に予定されているそうです。新しくなるのは1000円紙幣、5000円紙幣、1万円紙幣の3種類です。肖像は1000円紙幣に北里柴三郎、5000円紙幣に津田梅子、1万円紙幣に渋沢栄一が選ばれています。
 
北里柴三郎は、破傷風の予防と治療方法を開発したことで知られる微生物学者です。津田梅子は、女性が学ぶことと地位の向上のために尽力したことで知られています。そして、渋沢栄一は「近代日本経済の父」と呼ばれる人物です。その功績は大きく、500もの膨大な企業の設立などに関わっています。
 

【PR】おすすめの住宅ローン

auじぶん銀行

au-bank
おすすめポイント

・がん診断保障に全疾病保障を追加
・住宅ローン人気ランキングNo.1!

変動
0.179 %

※住宅ローン金利優遇割最大適用後の変動金利(全期間引き下げプラン)
※新規借入れ
当初10年固定
%

※当初期間引下げプラン
当初20年固定
%

※当初期間引下げプラン
詳しくはこちら

【auじぶん銀行の注意事項】
※金利プランは「当初期間引下げプラン」「全期間引下げプラン」の2種類からお選びいただけます。
ただし、審査の結果保証会社をご利用いただく場合は「保証付金利プラン」となり、金利タイプをご選択いただけません。

※固定金利特約は2年、3年、5年、10年、15年、20年、30年、35年からお選びいただけます(保証付金利プランとなる場合は、3年、5年、10年に限定されます)。
金利タイプを組合わせてお借入れいただくことができるミックス(金利タイプ数2本)もご用意しています。 お申込みの際にご決定いただきます。

※ただし、審査の結果金利プランが保証付金利プランとなる場合、ミックスはご利用いただけません。

※審査の結果によっては保証付金利プランとなる場合があり、この場合には上記の金利とは異なる金利となります。金利プランが保証付金利プランとなる場合は、固定金利特約が3年、5年、10年に限定されます

・変動金利について
※2024年7月現在・本金利プランに住宅ローン金利優遇割を最大適用した金利です。
※J:COM NET優遇割・J:COM TV優遇割は戸建のみ対象
※ J:COM NET優遇割、J:COM TV優遇割、コミュファ光優遇割は適用条件充足後、3ヶ月後から適用開始となります。

新紙幣には新たな偽造防止技術を採用

日本の紙幣には、これまでもさまざまな偽造防止技術が取り入れられてきました。2024年発行予定の新紙幣には、さらに新しい偽造防止技術が採用されています。
 

紙幣のデザインが変わるきっかけは?

紙幣のデザインを変える大きなきっかけは「偽札」の防止です。日本の現行紙幣はさまざまな偽造防止技術が使われていますが、それでも偽造紙幣がまったく出ないわけではありません。
 
警察庁の報告によれば、発見された偽造紙幣の枚数は令和元年が2887枚、令和2年が2693枚、令和3年が2110枚、令和4年が948枚です。驚くべきことに、その大半が1万円紙幣で占められています。
 
紙幣を変える間隔は特に決められていません。ただ、近年では20年ほどで新しいデザインに変わっています。実は、採用される肖像についても偽造防止の観点も考慮されています。
 
功績を残したことや教科書に載っているなど認知度が高いことも条件ですが、より精密な写真が残された人物であることも条件です。なぜなら、すべてにおいて偽造防止が目的に設定されているからです。
 

新しい偽造防止技術が加わった紙幣の発行は2024年!

新しい紙幣は、2024年7月3日に発行されることが予定されています。肖像に採用されたのは北里柴三郎、津田梅子、渋沢栄一の3名の、日本を代表する偉人たちです。肖像を含めた見た目のデザインはもちろん、新たに採用された偽造防止技術も含めて、より一層繊細なデザインになっています。
 
紙幣デザインを変える目的は偽造の防止です。新しい紙幣の発行を楽しみに待ちましょう。現行のお札をコレクションしてもよいかもしれませんね。もしかすると、何十年か経過した際に、歴史的に重要な意味のある資料になっている可能性があります。未来の家宝になるかもしれません。
 

出典

独立行政法人 国立印刷局 2024年7月3日 お札が変わります
警察庁 偽造通貨の発見枚数
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

ライターさん募集