更新日: 2024.01.11 子育て

子どものスマホ料金は「いつまで」支払えばよい?もう社会人なのでそろそろ自分で払ってほしいのですが…

子どものスマホ料金は「いつまで」支払えばよい?もう社会人なのでそろそろ自分で払ってほしいのですが…
日本におけるスマホ普及率はとても高く、今や学生のほとんどが持っているといっても過言ではありません。
 
それに伴い、子どもが大きくなるにつれて親がいつまで子どものスマホ料金を支払ったらいいのかといったお悩みも出てくるでしょう。
 
そこで今回は、毎月の子どものスマホ代の平均額、子どものスマホ料金をいつまで親が支払っていたか、社会人になっても親が子どものスマホ代を支払う際の注意点について解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

親が支払っている子どものスマホ代は平均でどれくらいか

MMDLabo株式会社が運営している「MMD研究所」が中高生の子どもがいる20~40代の母親627人を対象に行った「中高生の携帯電話に関する調査」によると、高校生の月々の携帯料金は表1のような結果になりました。
 
表1

1000円未満 3.3%
1000円以上2000円未満 4.6%
2000円以上3000円未満 5.5%
3000円以上4000円未満 10.4%
4000円以上5000円未満 14.8%
5000円以上6000円未満 22.6%
6000円以上7000円未満 15.0%
7000円以上8000円未満 13.3%
8000円以上9000円未満 5.3%
9000円以上1万円未満 3.3%
1万円以上 1.8%

※MMDLabo株式会社MMD研究所「中高生の携帯電話に関する調査」を基に筆者作成
 
月の携帯料金5000円以上6000円未満と回答した人が22.6%と最も多く、この金額を多いと感じるか少ないと感じるかは人それぞれですが、毎月のスマホ料金をできるだけ安く抑えたいと考える方は多いでしょう。
 

スマホ料金を子ども自身で支払わせるようになったタイミングは?

親がいつまで子どものスマホ料金を支払っていたかについて、株式会社エイチームフィナジーが行った「18歳以上の携帯代を大調査」では表2のような結果になりました。
 
表2

就職 42.6%
成人 17.7%
大学進学 17.3%
スマホ購入時より自分で支払っている 8.9%
高校進学 8.4%
結婚 2.5%
転勤 0.8%
転職 0.4%
その他 4.6%

※株式会社エイチームフィナジー「18歳以上の携帯代を大調査」を基に筆者作成
 
スマホ料金を親が支払うのは子どもが就職するまでという家庭が最も多く、次いで成人までとなっています。安定した収入のない学生のうちは親が払ってもいいと考えている方が多いのかもしれません。
 
いつから子どもがスマホ料金を自分で支払うのかについて、スマホを持ち始める時や高校・大学進学などのタイミングであらかじめ話し合っておくといいでしょう。
 

やむを得ず子どもの料金を引き続き支払う際はスマホ料金の節約を!

子どもが社会人になっても経済的に厳しい、大学は卒業したが採用試験のために勉強するなどの理由で安定した収入がない場合は、親が子どものスマホ料金を払い続けることがあるかもしれません。
 
スマホ料金は、住居費や光熱費などと同じく家計において積極的に節約したい項目です。毎月のスマホ料金を抑える方法をいくつかご紹介します。

●家族割を使う
●格安SIMへの乗り換え
●不要なアプリの整理
●定期的な料金プランの見直し
●自宅のインターネット回線契約のセット割引を使う

教育費の支払いがおわり、老後資金への準備がはじまるタイミングでスマホ料金の負担を少しでも減らしておきたいものです。
 

子どもが学生の間のみ支払っているケースが多い

スマホ料金は、高校卒業、大学卒業などの社会人になって就職するタイミングに子ども自身で払うようになるケースが多いようです。
 
社会人になってからも親が支払い続ける場合は、スマホ料金の節約を意識して家計への負担を少なくしていきましょう。
 

出典

MMDLabo株式会社 MMD研究所 中高生の携帯電話に関する調査
株式会社エイチームフィナジー 18歳以上の携帯代、5人に1人が親に払ってもらっている。うち85%以上が3大キャリアを利用。「ひとりっ子」「30代前半女性」は特に多い傾向
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

【PR】子どもの教育費はいくらかかるの?かんたん30秒でシミュレーション

PR
FF_お金にまつわる悩み・疑問 ライターさん募集