更新日: 2024.01.23 その他暮らし

日本一鍋を食べるのは「和歌山県」!? 寒い地域より「西日本」のほうがよく鍋を食べるって本当? 鍋にお金をかける県についても紹介

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

日本一鍋を食べるのは「和歌山県」!? 寒い地域より「西日本」のほうがよく鍋を食べるって本当? 鍋にお金をかける県についても紹介
寒くなってくると、鍋を食べたくなる人は多いのではないでしょうか。一口に鍋といっても寄せ鍋やしゃぶしゃぶ、もつ鍋、すき焼き、キムチ鍋、カニ鍋、ふぐ鍋など、その種類は多種多様です。最近は鍋の素も多く販売されており、より手軽に、そしておいしく鍋を楽しめるようになってきているといえるでしょう。
 
いろいろな種類がある鍋ですが、「ほかの人はどんな鍋が好きなのかな」、「地域によって鍋に関する考えに違いがあるのかな」などと気になる人もいるかもしれません。
 
本記事ではアンケートを参考に、鍋に関する嗜好(しこう)やお金のかけ方などについて解説しています。
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今回参考にする調査について

本記事ではクロス・マーケティングが全国の20~69歳の男女に対しておこなった「鍋に関する調査(2022年)」と、ウェザーニューズがお天気アプリのユーザーに対しておこなった「秋冬の鍋事情調査」を参考にしています。
 

やっぱり!? タレ・薬味の1番人気はポン酢

クロス・マーケティングの調査によると、鍋をするときによく使うタレ・薬味はポン酢がトップで47.5%です。次いでねぎが23.5%、おろしポン酢が22.7%、ごまだれが22.5%、大根おろしが17.5%と続きます。
 
ポン酢は、ねぎ、おろしポン酢、大根おろしもおおよそ同じような区分だと考えると、鍋のタレとしてかなり人気のようです。
 

鍋の頻度は西日本の方がよく食べる人が多い

鍋というと、やはり寒い時に食べたくなるものです。クロス・マーケティングの調査でも、「今日は鍋にしたい」と思うシーンでは、「体を温めたいとき」が57.5%で2位の「野菜をたくさんとりたいとき」に20%以上の差をつけて1位です。
 
そうなると、やはり寒い地域の人の方が鍋をよく食べるのかと思いきや、ウェザーニューズの調査では西日本ほど鍋をよく食べるという結果が出ています。
 
具体的には、「鍋を週1回以上食べている」割合について、高い順に和歌山県(54%)、高知県(51%)、山口県(47%)、広島県(47%)、大阪府(47%)といった形です。全体としても40%以上の回答が西に集まっており、西日本ほど鍋をよく食べるという傾向が見られています。
 
ちなみに、もっとも割合が低いのは沖縄県(20%)ですが、その次に低いのは青森県(24%)、福井県(30%)ですので、寒いイメージの地域での割合が意外と低いようです。
 

東北よりも中国地方や四国などで鍋にお金をかける人が多い

ウェザーニューズでは頻度のほかに、家の鍋にかける金額についても調査しています。具体的には、「家での鍋、一回に一人当たりどれくらいお金をかける?」という質問に対し、0~5000円まで100円刻みで選択するという方法です。これによると、家の鍋にかける金額の全国平均は1105円です。
 
そして、ここでも意外にも西日本の方がお金をかける傾向が見られています。
 
お金をかける金額が高い順に見てみると、山口県(1475円)、島根県(1473円)、高知県(1443円)、鳥取県(1431円)、奈良県(1322円)と、西日本が上位を独占しています。高知県や山口県は鍋の頻度も高いので、比較的豪華な鍋を頻繁に食べている家庭が多いのかもしれません。
 
なお、反対に金額が低い地域は北・東日本が多く、金額が低い順では秋田県(922円)、岩手県(965円)、滋賀県(970円)、長野県(972円)、富山県(978円)、宮城県(997円)と続いています。
 

まとめ

鍋に関するアンケートをみてみると意外な結果も見えてきました。これから寒い日々が続くかもしれませんが、寒い日は鍋で温かく過ごす日も多くなりそうですね。
 

出典

クロス・マーケティング 鍋に関する調査(2022年)
株式会社ウェザーニューズ 秋冬の鍋事情調査
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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