更新日: 2024.01.22 その他暮らし
社会人になったら財布に1万円札を入れていないと恥ずかしいですか? どのくらい入れていたらいいでしょうか?
本記事では、政府のデータを参考に社会人が普段財布に入れておきたい現金の目安について解説します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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財布に1万円札を1枚以上入れている人が7割
財務省の「通貨に関する実態調査(令和3年度)」では、全国の15~79歳の男女1200を対象に普段財布に入れている現金に関しての質問項目を設けています。2021年度の結果によると、1万円紙幣については1枚が最も多く41.5%、続いて2~5枚で28.5%となっており、全体の7割が少なくとも1万円以上を持ち歩いていることが分かりました。また、5000円札については1枚が49.7%、続いて0枚が37.3%という結果でした。
これらを総合的にまとめると、社会人であれば少なくとも1万5000円~2万円程度は普段から財布に入れておきたいところといえます。また、1万円札や5000円札は使用できなかったり使い勝手が悪かったりする可能性もあるため、そのうち数千円分は1000円札にしておくのがよいでしょう。
現金を必要とする場面の1位は病院
キャッシュレス決済が普及している世の中においても、現金が必要となる場面は案外少なくありません。消費者庁による「キャッシュレス決済の動向整理」では、20~60代の男女約500名に対してアンケートを実施しており、「現金払いしかできずに困った店舗、場面等」について尋ねています。2022年調査結果によると、現金払いしかできず困った店舗・場面等のトップ10は以下の通りです。
●1位:病院・診療所、薬局
●2位:飲食店
●3位:小規模小売店
●4位:自動販売機
●5位:スーパーマーケット
●6位:役所
●7位:観光施設
●8位:美容所、理容所等
●9位:交通機関
●10位:タクシー
具体的には、「急に体調が悪くなって病院に行く」「職場の仲間と流れで飲み行くことになり割り勘をする」といったときに現金が必要になる可能性が十分あると推測できます。その際に、ほとんどお金を持っていないと支払いに困り、慌ててしまいかねません。場合によってはお金を下ろしに行ったり、仲間に借りるようになってしまうため、一定の現金は持っていたほうが備えになります。
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現金は冠婚葬祭や災害時の備えにもなる
現金は、祝い金や香典などの冠婚葬祭、身内へのお小遣いといった場面でも必要になります。また、災害発生時など緊急時の備えにもなるでしょう。頻度は少ないかもしれませんが、これらの状況で急に現金が必要になることもありえます。特に、1人暮らしではすぐに家族に借りることもできません。そのため、普段から「ある程度の現金は持っておく」「自宅に保管しておく」といったことが安心感につながります。
きちんと現金を持っておくことが社会人としての好印象に
どのくらいの現金が必要かは、「キャッシュレス決済をよく利用するか」「普段どこで買い物をするか」「飲み会に行く頻度は多いか」など、その人のライフスタイルによって異なります。しかし、病院や役所などを含め、現金払いしかできない場所も少なくありません。社会人として自立した印象を与えるためには、少なくとも1万円札1枚程度は常に財布に入れておくことをおすすめします。
出典
財務省 通貨に関する実態調査 令和3(2021)年度結果概要 P20,21
消費者庁 キャッシュレス決済の動向整理 P25
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー