更新日: 2024.02.08 その他暮らし

【ドケチ】「長い髪はドライヤーの電気代が、ヘアアイロンも電気代が……」とうるさい彼氏。大した節約にならないだろ! と思いますが、実際どうなのでしょうか?

【ドケチ】「長い髪はドライヤーの電気代が、ヘアアイロンも電気代が……」とうるさい彼氏。大した節約にならないだろ! と思いますが、実際どうなのでしょうか?
ヘアドライヤーやヘアアイロンは、髪の毛を乾かしたり、セットしたりする際に便利な家電製品です。電気を使うため、使用するたびに電気代が発生します。節約意識が高い人は、電気代が気になることもあるでしょう。
 
そこで本記事では、ヘアドライヤーやヘアアイロンを使用するとどのくらいの電気代がかかるのか、節約のポイントなどを解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

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ヘアドライヤーやヘアアイロンの電気代はいくら?

ヘアドライヤーは、髪の毛を乾かすことを目的として用いられる家電製品です。スイッチを入れると、吹き出し口から温風や冷風が出る構造となっており、手早くぬれた髪の毛を乾かせます。ヘアアイロンは、髪の毛をアレンジする目的で用いられる家電製品です。寝癖がついた髪の毛をまっすぐに伸ばしたり、カールやウエーブをつけたりなど、いろいろなスタイルをつくれます。
 
ヘアドライヤーとヘアアイロンは、どちらも使用時に電気代が発生します。おおよその電気代は、「電気代=消費電力(kW)×使用時間(時間)×料金単価(円/kWh)」で算出可能です。料金単価(円/kWh)は、電力会社や契約プランによって異なるため、ここでは公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会の電力料金目安単価である「31円/kWh(税込)」を用いて計算していきましょう。
 

・ヘアドライヤーの電気代は約6.2円

ヘアドライヤーの消費電力は、製品によってさまざまです。家庭用のものは、1200Wが一般的となっています。ヘアドライヤーの使用時間は個人差がありますが、女性は髪の毛が長い人が多いことから、短髪の男性よりも使用時間が長くなりやすい傾向です。ロング程度の長さであれば7~10分くらいが使用時間の目安となるでしょう。
 
ヘアドライヤーの消費電力を1200W、使用時間を10分間(約0.167時間)とすると、1回あたりの電気代は約6.2円です。1日に1回のペースでヘアドライヤーを毎日使用すると、1ヶ月間(30日間で計算)の電気代は約186円になります。
 

・ヘアアイロンの電気代は約0.2円

ヘアアイロンは、ストレートアイロン、カールアイロン、ブラシ型ヘアアイロンなどの種類があります。種類やメーカーによって消費電力が異なりますが、ここでは美容家電ブランドのストレートアイロンの消費電力である40Wをもとにして計算します。ヘアアイロンの使用時間を10分間とした場合の1回あたりの電気代は、約0.2円です。1日に1回のペースでヘアアイロンを毎日使用すると、1ヶ月間の電気代は約6円になります。
 

・短髪ならば電気代が安くなる

短髪の男性のヘアドライヤーの使用時間の目安は、3~5分くらいです。使用時間を3分間とすると、1回あたりの電気代は1.86円です。1ヶ月間では約55.8円となります。ヘアアイロンは1回あたり0.06円で、1ヶ月間では約約1.8円となります。ただし、短髪であれば、ロングよりもヘアアイロンの出番が少なくなる可能性があるため、これよりも安くなることも考えられます。
 
これらを踏まえて計算すると、ロングヘアの場合、短髪の男性と比べてドライヤーは1ヶ月で約130円、ヘアアイロンは約4円、電気代が高くなることが考えられます。
 

電気代を節約するには?

ヘアアイロンよりも、消費電力が大きいヘアドライヤーのほうが、電気代が高くなりやすい傾向です。少しでも電気代を安く抑えたいのであれば、ドライヤーの使用時間を短くするしかありません。髪の毛の水分が多いと、乾くまでに時間がかかってしまいます。
 
ヘアドライヤーを使う前に、タオルで水気をよく拭き取っておくことで、ドライヤーの使用時間が短縮できます。しっかりとタオルドライを行うことで、ドライヤーの熱によるダメージが抑えられるというメリットもあります。
 

髪の毛が長いと電気代が少し高くなる

ロングヘアを乾かす場合の1回あたりのヘアドライヤーの電気代は、約6.2円です。ヘアアイロンの電気代は約0.2円です。短髪の男性が使用する場合と比べると、ドライヤーであれば月額で約130円、アイロンでは約4円電気代が高くなる可能性があります。彼氏が電気代を気にしているようであれば、洗髪後にタオルドライをしっかりと行って、ドライヤーの使用時間をできるだけ短くするように工夫してみるとよいでしょう。
 

出典

公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会 よくある質問
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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