更新日: 2024.02.08 その他暮らし
【塩分マシマシ?】昼食は毎日「二郎系ラーメン」です。出費と栄養の偏りが心配なので、ランチの相場と栄養バランスについて教えてください!
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
ファイナンシャルプランナー
FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。
編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。
FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。
このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。
私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。
サラリーマンのランチ事情
女性向けメディア「Spicomi」がオフィスで働く20~65歳の男女498人に対しておこなったアンケートによれば、ランチ代の全体平均は575.8円でした。男女別に見てみると、男性の平均は561.8円、女性の平均は584.1円で、女性のほうが高くなっています。年代別に見ると、最も高いのは60代で642.9円、次いで30代が605.6円でした。
ランチ代の平均金額の割合を見てみると、最も多いのは300~500円で30.7%、2番目が500~700円で29.9%、3番目が700~900円で18.1%です。4番目は300円未満で12.4%となっており、43.1%の人はワンコインに収めています。
ランチで主に食べているものは自分のお弁当という人が最も多く32.3%、2番目が近くの飲食店で21.5%です。ランチで外食をする回数は週に1回が最も多く46.8%、2番目が週5回で18.1%でした。主に飲食店で食べる人のランチの平均額は男性が728.5円、女性が806.6円という結果になっています。
ラーメン二郎のラーメンのコスパや栄養
ラーメン二郎のメニューや金額、麺の量は店舗によってさまざまです。2024年1月3日現在、ラーメン二郎の中で最も量が少ないといわれている「小」は、安い店舗では500円、最も高い店舗では1000円となっており、金額差は2倍にもなります。
ただし、ラーメン二郎のラーメンは、小でも平均的な麺の量がゆでる前で300g前後といわれています。一般的なラーメン店のラーメンは、ゆでる前で約150~180gといわれているので、単純に麺の量と価格を比較すると、ラーメン二郎のコスパは悪くありません。
・ラーメン二郎のラーメンの栄養
並盛のラーメンにブタ肉・野菜・ニンニク・脂などを加えていくと、カロリーの推定値は約1600kcalにものぼります。一般的なしょうゆラーメンのカロリーは約500kcalであることと比べると、ラーメン二郎のラーメンはとても高カロリーです。
なお、ラーメン二郎のラーメンは、タンパク質が11.9%、脂質が60.3%、炭水化物が27.8%となっており、脂質の割合がタンパク質、炭水化物と比べてとても高く、栄養バランスがよいとはいいにくいです。
また、食塩相当量は4.6gとなっており、国際高血圧学会のガイドラインでは1日の塩分摂取量を6g未満としていることと比べ合わせると、ラーメン二郎のラーメンは食塩の含有量がとても多いです。これらのことから、高脂質で食塩含有量の多いラーメン二郎のラーメンを毎日食べ続けることは、決してよいとはいえません。
ラーメン二郎のラーメンはコスパに優れているが食べ方には注意しよう
社会人のランチ代の平均は575.8円でした。ラーメン二郎のラーメンは一般的なラーメン店のラーメンと比べるとボリュームが多く、コスパには優れています。しかし脂質や塩分が高いため、どうしても毎日食べたい場合は、麺の量を減らす、スープは味見程度にして全部は飲まない、背脂は控えめにする、前後の食事で調節するなどの方法を取るとよいでしょう。
出典
Spicomi ランチ代平均金額と高いのはいくら?昼食代500円は高い?
特定非営利活動法人日本高血圧学会 高血圧の予防のためにも食塩制限を―日本高血圧学会減塩委員会よりの提言
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー