更新日: 2024.02.09 その他暮らし
【眼球は消耗品】消耗しきった「目」を治したいのですが、レーシックやICLだと料金が高すぎますか? やはり眼鏡の方がよいでしょうか?
そこで、本記事では、レーシック、ICL、眼鏡のそれぞれの費用相場を紹介します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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目次
レーシックやICLとはどのような手術? 費用の相場
視力の悩みを解消するために、レーシックやICLなどの手術を検討されている方もいるのではないでしょうか。レーシック(LASIK)とは、エキシマレーザーを用いた屈折矯正手術のことです。角膜に対して、エキシマレーザーを照射することで角膜の屈折力を調整し、近視、遠視、乱視などを矯正します。
手術時間は、両目で10分ほどしかかかりません。ICL(Implantable Collamer Lens)とは、眼内へレンズを挿入して視力を矯正する手術のことを指します。レーシックのように角膜を削らないため、レンズを取り出せば視力を元に戻すことも可能です。
レーシックやICLは、自由診療扱いとなります。保険適用外となってしまうため、高額な手術費用を負担しなければなりません。両者のおおよその費用相場は、以下のとおりです。
・レーシックの相場費用
レーシックの手術費用は、クリニックによって差がありますが、両目で20万円くらいが相場です。オーダーメードで手術を受ける場合は、費用が少し高くなり、両目で35万円以上の費用がかかる場合もあります。
・ICLの相場費用
ICLの手術費用は、両目で45~66万円くらいが相場です。レーシックと比較すると、2倍近くの手術費用がかかってしまいます。
眼鏡の相場費用
眼鏡の価格は、レンズやフレームの種類などによって異なりますが、2万円くらいが相場です。レーシックやICLと比べると、眼鏡は安い費用で購入できます。ただし、眼鏡には寿命があるため、定期的に買い替えなくてはなりません。
眼鏡の寿命は使用状況にもよりますが、2~4年くらいといわれています。眼鏡を生涯着用すると仮定すると(20~80歳までと仮定し計算)、2年おきに買い替える場合は、60年間で30回の買い替えが必要です。2万円の眼鏡を買う場合は、60万円の費用がかかります。2万円の眼鏡を4年おきに買い替える場合でも、30万円の費用が必要です。
長期で考えると眼鏡よりもレーシックの方が安い?
眼鏡は1個あたり数万円程度で購入できますが、数年おきに買い替えが必要になるため、長期間使用するほど費用の負担が大きくなるのがデメリットです。眼鏡を60年間使い続けると30~60万円くらいの費用がかかりますが、レーシックならば20万円程度で眼鏡から卒業できます。
レーシックは手術費用が高額ですが、基本的に一度の手術だけで視力を回復できるため、長い目でみるとレーシックの方が費用は安いといえるでしょう。ICLは、45~66万円くらいが相場となっており、眼鏡をずっと買い続ける場合と同じくらいの費用、あるいはそれ以上の費用がかかる可能性があります。
費用面だけでなく合併症や後遺症などのリスクもよく考えておくことが大切!
レーシックの手術費用は両目で20~35万程度、ICLの手術費用は両目で45~66万円程度です。眼鏡をずっと使い続けた場合は、30~60万円程度の費用がかかります。長い目でみると、眼鏡とICLの費用は同じくらいです。
レーシックについては、眼鏡よりも費用が安くなる可能性があります。費用面だけでなく、合併症や後遺症のリスクについてもよく考えたうえで、手術を受けるかどうかを検討してみるとよいでしょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー